日本固有の狭いスペースでも利用でき、さまざまなサービスロボットの足回りとして利用可能なベースロボットの開発を行っています。

また、ロボットの設計段階で必要なリスクアセスメントを実施するとともに、ISO 13482 (JIS B 8445) への適合や本質安全など、安全性の高いサービスロボットの実現を目指しています。

最大傾斜12度、10 m × 15 mの傾斜路走行試験装置や、走行耐久性試験機など、さまざまなモビリティ関連の試験機器を提供しています。

試験実施にあたり、治具の作成や試験機への固定方法の検討などの準備が必要な場合がございます。

事前の見学・ご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。

ロボット技術グループ TEL:03-5530-2706

強度・耐久性試験

荷重耐久性試験機を使用し、ロボットや車いす等にあらゆる方向から荷重を加えることで、製品としての強度を評価します。試験対象の形状に応じて印加位置を自由に変更することができます。

専用のアタッチメントを使用し、さまざまな規格に応じた試験が可能です。

2. 強度試験　料金表

走行耐久試験

ドラム型走行耐久試験機を使用し、突起が付いたローラーで車輪型ロボットなどのタイヤに衝撃を与えて、駆動部の耐久性を評価します。小型、大型ロボット用の試験機があり、それぞれ左右3つずつローラーがあるため、6輪までのロボットを評価することができます。

24. サービスロボット評価試験　料金表

サービスロボットの振動試験

サービスロボット用複合環境試験機を使用し、ロボットの振動環境への耐久性を評価します。振動に対してネジのゆるみ、部品のはずれ、故障などを確認できます。振動試験機が恒温槽内にあるため、温湿度を設定することも可能です。

24. サービスロボット評価試験　料金表

サービスロボットの機能試験

最高速度

傾斜路走行試験装置上に設置した試験コースにて、ロボットの最高速度を維持したまま直進または後退させ、所要時間を測定します。所要時間から算出した最高速度が法定速度を超えていないか確認することができます。

試験報告書のサンプルをご覧いただけます。

最高速度試験　試験報告書サンプル [PDF]

登坂または降坂

傾斜路走行試験装置上に設置した試験コースにて、ロボットの登坂・降坂性能を評価します。

24. サービスロボット評価試験　料金表

• 安全性検証試験（静的安定性、衝突安全性、EMC）
• 走行試験（斜面連続走行など）
• 強度 · 耐久性試験（衝撃耐久性）
• 環境試験（恒温槽による放置試験、温度サイクル試験）
• その他の試験機器（モータートルク測定等）

初回のご利用に当たっては、機器の操作方法などのレクチャーをさせて頂きます。

事前の見学・ご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。

ロボット技術グループ TEL:03-5530-2706

対象：すべて

対象：ロボット・車椅子・台車に限る

2023年度

• 森田 裕介：「ひとにやさしいロボットの開発支援 ～サービスロボットに用いる接触センサの性能評価～」，TIRIクロスミーティング2023，2023年11月20日．
• 大塚 菜々：「非装着式センサによる車いす搭乗者のモニタリング ～車いす搭乗者の姿勢ケアをサポート！～」，TIRIクロスミーティング2023，2023年11月20日．

2022年度

• 萩原 颯人：「モバイルマニピュレータを活用した物体の3次元計測」，TIRIクロスミーティング2022，2022年10月21日．