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トピックス
TIRI NEWS 「MTEP Topics」 海外の法規制について 掲載情報
2023年度 TIRI NEWS掲載
CEマーキングの対象でない製品は、何もせずにEUに輸出しても良いのでしょうか?
(2023年5月15日Web版)
2022年度 TIRI NEWS掲載
- フランスの包装材および印刷への鉱物油規制に対する日本企業の対応について
(2022年12月1日Web版) - 熱中対策ウォッチ カナリアTMの海外展開 (2022年10月号冊子版 p.8)
- 海外法規制に関する情報提供 (2022年10月号冊子版 p.9)
- 米国TSCAにおけるPBT物質の規制について (2022年5月15日Web版)
2021年度 TIRI NEWS掲載
- 電気電子機器から発生する電磁界への人体曝露について考える (2022年3月号冊子版 p.4-5)
- 都産技研の海外展開支援 (2022年3月号冊子版 p.6-7)
- EU RoHS指令における銅合金中の鉛の適用除外について (2021年11月15日掲載)
※このページの下記(鉛の適用除外の延長について)に関連情報があります。 - 「UKCAマーキング」表示義務化の延期について (2021年9月15日掲載)
※このページの下記(UKCAマーキング)に関連情報があります。 - EUにおける製品安全性と市場監視の強化について (2021年8月15日掲載)
その他
過去のMTEP関連記事は、TIRI News 掲載のご案内 をご覧ください。
EU法規制の動向
EU指令・規則
サイバーレジリエンス法
より安全なハードウェアおよびソフトウェア製品を確保するためのサイバーセキュリティルールを強化するため、サイバーレジリエンス法(デジタル要素を含む製品のサイバーセキュリティ要件に関する規制の提案)がEU委員会で草案されました(2022年9月)。2023年後半の発効、2025年後半の適⽤を⽬指すとしており、例外を除き、デジタル要素を有する製品が対象になります。これにより、セキュリティ要件への適合(CEマーキング:⾃⼰適合宣⾔/製品によっては第三者認証)が求められるようになるようです。(2022年12月時点)
→ 詳細はこちら(外部リンク)
医療機器規則 (EU) 2017/745
MDR の移行期間延長に関する修正規則が発表されました。
→ 2023年1月6日 欧州委員会における提案(外部リンク)
→ 2023年3月20日 修正規則(外部リンク)発行
整合規格
低電圧指令 2014/35/EU
計測測、制御、試験室用機器の規格が2022年5月30日よりEN61010-1:2010からEN61010-1:2010/A12019に切り替わりました。
→ 詳細はこちら(外部リンク)
機械指令 2006/42/EC
産業機械の電気安全に関する整合規格が2021年10月2日よりEN 60204-1:2006/A1:2009からEN 60204-1:2018に切りかわりました。
→ 詳細はこちら(外部リンク)
RoHS指令 2011/65/EU
技術文書に関する整合規格が2021年11月18日よりEN 50581:2012からEN IEC 63000:2018に切り替わりました。
→ 詳細はこちら(外部リンク)
製品含有化学物質
REACH規則 (EC) No 1907/2006
認可候補物質リスト収載の高懸念物質(CLS)は233物質になりました。(2023年6月時点)
→ リストはECHAのウェブサイトで調べることができます。
Candidate List of substances of very higt concern for Authorisation(外部リンク)
CLSについて
対象候補物質リストに記載されている物質は「SVHC」 と呼ばれることがありますが、最近では、広い意味での SVHC(高懸念物質)と区別するため、認可対象候補物質リストに記載されている物質は CL物質やCLS (Candidate List of substances of very high concern for Authorization)と呼ばれるようになっています。
鉛の適用除外の延長について
銅合金中の鉛含有量4%(附属書IIIの6(c))を含む9種類の鉛関係適用除外に関する協議は「Pack 22プロジェクト」として、2020年10月28日に開始され、すでに終了しています。審査の委託事業者であるÖko-institut e.V(ドイツ)は、2022年1月13日に最終報告書を公開、その後、2022年2月17日にその修正版を公開しています。
→ 詳細はこちら(外部リンク)
現在、この最終報告書をもとにEU委員会で審議されてる状況です。(2022年12月時点)
※ 鉛の適用除外に関する解説 → 海外の法規制に関するFAQ「製品含有化学物質」
EU以外の法規制の動向
英国
UKCAマーキング
英国政府は、EU離脱に伴い制定した「UKCAマーキング」の表示義務化の開始時期を当初は2022年1月1日としており、その後は1年延長を決定していましたが、表示義務化の開始時期をさらに2年延長し、2025年1月1日になるとのアナウンスを発表しています。
参考情報 UKCAマーキングに関する猶予措置の延長を発表(外部リンク)(2022年11月14日発表)
Using the UKCA marking(外部リンク)
※UKCAマーキング解説テキスト
→ 英国に上市される製品に対して必要となるUKCAマーキングについて (2021年3月発行)
その他
台湾 認証・試験機関 調査報告書
平成29年2月、台湾の認証制度の管轄機関や試験機関を訪問し、電気・電子機器の電気安全や EMC に関する最新の規
制状況や試験所の対応状況を調査しましたので、その概要を報告します。
→ 台湾 認証・試験機関 調査報告書
平成27年度 外部機関表彰の受賞
新産業、新事業創出に成果を上げた取り組みを表彰する第5 回地域産業支援プログラム表彰(イノベーションネットアワード2016)の全国イノベーション推進機関ネットワーク会長賞を受賞しました。