環境試験室

環境試験分野は、製品の高信頼化に応じるため、各種の試験装置(温・湿度、減圧、振動・落下、ノイズ、等)を設置しています。
JIS及びIEC規格に準拠した環境試験を中心に、試験機器をご用意しております。

2024年度にJKA補助事業による補助を受けて、 熱衝撃試験機中型[PDF] を1台増設しました。これにより最大2000時間まで連続でご利用頂けるようになりました。

以下の4機種のEMC試験機器について、2025年4月1日から機器利用を停止させていただきます。
・ファスト・トランジェント/バースト試験器
・雷サージ試験器
・瞬時停電試験器
・高調波・フリッカ試験器
再開の時期については改めて御案内させていただきます。
ご不便をお掛けしますが、御理解いただけますようお願い申し上げます。

なお、耐電圧試験器については、実証試験技術グループでの利用を廃止させていただきます。
今後のご利用については、
多摩テクノプラザ 電子技術グループにお問い合わせください。

バーチャル技術相談

360度画像で試験室全体や装置内部を見ることができます。試験方法の検討や機器利用のイメージ共有にご活用ください。
※対象機種:[恒温恒湿室 A , B]
※画像をクリックすると別ウィンドウでポップアップします。

バーチャル技術相談のイメージ

バーチャル技術相談はこちら(別窓で開きます)

【代表的な操作方法】

  • ドラッグもしくは操作バー[ < , > ]:回転移動
  • ホイール操作もしくは操作バー[ + , - ]:ズームイン、ズームアウト
  • 左上平面図の◎クリックもしくは操作バー[ |< , >| ]:視点変更
  • 六角形のアイコンクリック:説明ウィンドウ表示

環境試験室 紹介動画

機器利用

試験名をクリックすると、その試験で使用する設備・機器の一覧へページ内遷移します。

温度・湿度試験

「恒温恒湿槽」の紹介動画をYouTubeにて公開中です。ぜひご覧ください。
※高温槽は2019年3月、マッフル炉は2019年9月にリニューアルに伴い機器利用を終了しました。

装置名称

特徴

恒温恒湿槽  前面ガラス大型A・B前面がガラス張りの恒温恒湿槽です。
手を入れて操作をしながらの温湿度試験が可能です。
装置サイズは大型と中型がございます。
恒温恒湿槽 前面ガラス中型A・B
恒温恒湿槽 低温度対応 大型A・B低温-60℃まで対応可能な恒温恒湿槽です。
恒温恒湿槽 小型A・B・C・D・F高温+130℃まで対応可能な小型の恒温恒湿槽です。
恒温槽 温度槽温度制御のみの恒温槽です。
恒温恒湿室 A・B

約2畳の部屋タイプの恒温恒湿室です。

大型の試験品に利用可能です。

換気機能に劣るため、試験中の入室は原則ご遠慮いただいています。

恒温恒湿槽 低湿度槽低温低湿度試験が可能な恒温恒湿槽です。

特殊な温度環境試験

装置名称

特徴

ハイパワー恒温恒湿槽一般的な恒温槽とは異なり、急な温度変化率設定が可能な恒温恒湿槽です。
最大15℃/分の温度変化率で運転が可能となっています。
また、高速な温度制御とともに、湿度制御も行うことができます。
IECなどの規格試験や自動車関連規格に対応した試験が可能です。
加速寿命試験機105℃以上の温度で、高湿度条件の運転が可能です。評価時間の短縮と解析等を目的とした試験装置です。試験中は槽内が加圧されます。
結露サイクル試験機試験品を結露状態にして不動作の確認や表面状態の変化等を再現する試験機です。結露時間の調節、プログラム運転が可能です。
減圧恒温槽A・B

航空機や高所における減圧環境を模擬し、航空機搭載部品や携帯電子機器等の信頼性評価に使用可能な減圧恒温槽です。
電源端子、信号端子(同軸N型)、ケーブル孔があります。ケーブル孔使用の場合、シーリングのため事前準備が必要です。
 

[試験規格対応] 

  • RTCA DO-160D 
  • JIS W0812
  • IEC 60068-2-13  
  • IEC 60068-2-40
  • IEC 60068-2-41

その他

  • JIS C60068-2-13 
  • JIS C60068-2-40
  • JIS C60068-2-41
  • MIL STD-810G-method500

熱衝撃試験

「熱衝撃試験機」の紹介動画をYouTubeにて公開中です。ぜひご覧ください。

JKA補助事業による補助を受け熱衝撃試験機中型Cを新たに導入しました。

装置名称

特徴

熱衝撃試験機  大型A・B急激に温度を変化させ、試験品に熱衝撃を与える三槽式の装置です。
条件により、試験の途中に自動で「霜取り運転」が入ります。
媒体は気体(空気)のため、温度の切り替わりには5分ほどのタイムラグが生じる可能性があります。
熱衝撃試験機 中型A・B・C
熱衝撃試験機  小型急激に温度を変化させ、試験品に熱衝撃を与える二槽式の装置です。
条件により、試験の途中に自動で「霜取り運転」が入ります。
媒体は気体(空気)のため、温度の切り替わりには5分ほどのタイムラグが生じる可能性があります。

EMC試験

ご利用上のご注意

IEC規格では試験環境が規定されておりますが、電気試験室は個別空調等による温湿度の管理はしておりません。また、試験品の電源がDC(直流)の場合、ノイズにより電源ごと故障することがあります。
このため、電源を機器利用いただくことはできません。お客様自身で電源をご用意ください。
 

以下の4機種のEMC試験機器について、2025年4月1日から機器利用を停止させていただきます。
・ファスト・トランジェント/バースト試験器
・雷サージ試験器
・瞬時停電試験器
・高調波・フリッカ試験器
再開の時期については改めて御案内させていただきます。
ご不便をお掛けしますが、御理解いただけますようお願い申し上げます。

 

なお、耐電圧試験器については、実証試験技術グループでの利用を廃止させていただきます。
今後のご利用については、
多摩テクノプラザ 電子技術グループにお問い合わせください。

装置名称

特徴

静電気障害試験器

電子機器の静電気耐性試験、気中放電・接触放電が可能です。
試験規格対応

  • EC 61000-4-2

その他

装置名称

特徴

温度記録計 A・B熱電対を用いた温度記録が可能です。
(T型熱電対は無料貸し出しがございます)
データはCD-Rへ保存。

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