2016年度基盤研究テーマ

最終更新日:2024年6月13日

研究テーマ一覧

東京都の中小企業の発展を支えるための技術分野について、基盤研究を行っています。第三期中期計画では、今後の成長が期待される4つの技術分野(環境・エネルギー、生活技術・ヘルスケア、機能性材料、安全・安心)を重点として、新産業育成を図る研究に取り組み、新しいサービスの創出に貢献します。

2016年度4月開始

環境・エネルギー

  • 第一原理計算による2次元原子層デバイスのデザイン
  • 実用性を有する簡易型球形光束計の開発
  • 角度選択性を有する微細光吸収構造の設計
  • 塗装工場の環境負荷低減及び廃棄物再利用可能性の検討
  • 排水規制に対応する亜鉛めっき排水処理技術の開発
  • 高効率な有機薄膜太陽電池を目指したフラーレン材料のチューニング
  • 炭素繊維強化プラスチック-金属-水相互作用における化学的現象の解析
  • CFRPへのめっき前処理技術の開発

生活技術・ヘルスケア

  • 循環案内羽根を用いた回転ポーラス体型曝気技術の開発
  • 体液中グルコースを利用した電気化学バイオセンサの基盤構築
  • ナノインプリントによる深紫外LSPR用アルミニウムナノパターンの開発
  • 範囲線質に対応した診断用X線防護具の減容設計
  • In situ架橋性スポンジという新たな医療機器コンセプトの創出およびゼラチンを基材に用いた血管塞栓材の開発
  • 再生医療における生細胞の保存基材開発に向けたTIRIゼラチンを用いた細胞休眠化の実証
  • タンパク質高透過性ゲル膜を有した隔離培養容器の開発
  • 導電性テキスタイルを活用したウェア型生体情報モニタリングの提案
  • におい識別装置を使った感覚的消臭効果の評価方法の確立
  • 偏光応答による線維組織の配向評価法の開発
  • 軽車両向けワイヤレス給電アンテナの開発

機能性材料

  • 摩擦攪拌プロセスを用いた粒子分散によるハイブリッド軽金属材料の創製
  • アトマイズ法による軽元素添加Mg基合金の強度特性
  • 環境低負荷型Ni/SiCナノ粒子複合めっきの開発
  • 防災救護用品への応用に向けた新規造形材料の性能評価
  • 複合酸化物量子ドット可視光応答光触媒の開発
  • 酸化チタン系インジウムフリー透明導電膜の開発
  • 曲げ剛性強化サンドイッチコアの開発
  • 産業用繊維による高速回転体に最適な円盤形織物技術の開発
  • 誘電体材料装荷によるホーンアンテナの指向性制御
  • CFRPと軽金属の接合強化に向けたコンポジットコーティング剤の開発
  • 屋外設置機器用防水放熱筐体のためのはっ水性金属織物の開発

安全・安心

  • 90GHz帯超広帯域送受信機の開発
  • テラヘルツ連続波イメージングシステムの開発
  • LTCC技術を用いたガスセンサの要素技術開発
  • ESR-熱分解法による一重項酸素消去能の評価
  • ソフトウェア欠陥の自動検出に向けた基礎的検討
  • 画像の歪曲に頑健なヒト骨格認識アルゴリズムの開発
  • FPGAの内部リソースを使った高性能A/D変換器の開発
  • 施工性に着目したスクリュー接合具のねじ込み条件の確立
  • 医療用モデル制作の積層造形品の接合による効率化
  • 複数クロックノイズに対応したノイズ源識別システムの開発

ものづくり基盤技術

  • 鉄鋼材料の磁粉探傷と反磁界係数
  • 高強度材料の成形性試験におけるデータベース構築
  • セルフセンシングアクチュエータによる電動工具の振動低減
  • 樹脂粉末AMにおける積層後工程の高速化
  • X線CTにおける校正治具の開発
  • X線CT装置を用いた内部寸法・肉厚測定によるリバースエンジニアリング技術の高度化
  • レーザーアブレーションICP質量分析法による樹脂材料中の有害元素濃度の定量

品質強化技術

  • 繊維製品評価のための標準白布の仕上げ条件の適正化
     

2016年度10月開始

環境・エネルギー

  • 小容量BLDCモータドライバの開発
  • 軽量な建材の小試料による音響透過損失予測手法の確立
  • 熱処理木材の表層劣化とその防止
  • 電子部品用バレルクエン酸ニッケルめっき浴における金属不純物の影響
  • 製品化に向けた低温VOC処理触媒の最適化
  • RoHS指令に対応したフタル酸エステル類分析法の適用範囲拡大

生活技術・ヘルスケア

  • 蛋白質凝集疾患および固形がんにおける画期的早期確定診断システムの開発
  • Collagen-Fiber-Reinforced Collagen (CFRC)技術の開発:医療機器開発における都産技研モデルの確立にむけて
  • 高感度かつ高精度なバイオマーカー探索技術の開発
  • 観察工学を用いた生活製品に対する外国人の潜在ニーズ抽出研究

機能性材料

  • 陽極酸化処理を施したチタン及びチタン合金の深絞り加工
  • ほうろう用釉薬の改良
  • 木粉を用いた複合材のバインダーが及ぼす影響
  • 貴金属フリー酸素発生触媒の開発
  • ナノグラフェン系新規発光物質の開発

安全・安心

  • 放電評価装置の開発と評価
  • マイクロレンズデバイスの開発
  • フェイズドアレイアンテナに向けた要素技術の開発
  • 放射線センサーの実用化要素技術の開発
  • 超音波疲労試験の最適試験片形状の提案

ものづくり基盤技術

  • レーザ焼結技術の省エネルギ化および低コスト化に向けた新手法の確立
  • 種々の造形条件で作製した金属AM材への熱処理最適化
  • VCMMにおける不確かさ推定の検証
  • キセノンフラッシュアナライザーを用いた比熱容量測定方法の確立
  • 遮断電流測定手法の確立
  • 非接触三次元測定機の精度チェック用ゲージの開発
  • 難加工材用ダイヤモンド工具の急速共擦り研磨法の開発
  • 現場環境における三次元測定機のレーザ干渉測長器を用いた温度補正の評価
  • 低周波ノイズを測定可能とする広帯域EMI簡易測定用アンテナの開発

品質評価技術

  • レーザ焼結による造形物の電気的絶縁性能評価
  • 超音波探傷法を応用した金属材料の加工変質層検出法の確立
  • コンピュータ合成ホログラム(CGH)を用いた平面精度の測定方法および精度評価方法の検討
  • LA-ICP-MSによる元素イメージング分析
  • ナットを用いないねじ締付け時の座面摩擦係数測定方法の検討

2015年度10月開始(継続課題)

平成23年度から平成27年度までの第二期中期計画においては、4つの技術分野(環境・省エネルギー、EMC・半導体、メカトロニクス、バイオ応用)を重点として、12分野の研究を実施しました。

ナノテクノロジー分野

  • プラズモン共鳴デバイスの開発

エレクトロニクス分野

  • 高電圧試験時における労働安全衛生に関する検討

システムデザイン分野

  • 金属粉末積層造形におけるレーザー入熱制御による造形品質および機械的性質の向上
  • 木粉を用いた材料開発
  • 輸送梱包における振動低減

環境・省エネルギー分野

  • クロムめっき製品の止り穴形状に対する残留六価クロムの汚染リスク評価
  • 複層ガラス再資源化技術の開発
  • 低温VOC処理触媒の調製とキャラクタリゼーション
  • GD-MS分析を用いたレアメタル金属中の微量成分の定量と循環利用に向けた材料評価

バイオ応用分野

  • Collagen-Fiber-Reinforced Collagen(CFRC)技術の開発:医療機器開発における都産技研モデルの確立に向けて
  • 高感度かつ高精度なバイオマーカー探索技術の開発

EMC・半導体分野

  • EFT/Bに対する耐性を向上させる設計手法の検証

品質強化分野

  • 着装環境を考慮した機能性生地の透湿度評価試験方法の開発
  • 生活環境を考慮したサポーターの実用性評価技術の確立
  • 産業用繊維資材の汚染ガスと光による複合試験

ものづくり基盤技術分野

  • アークアシストグロー放電を利用した非鉄金属材料のプラズマ窒化に関する研究
  • チタンの深絞り加工におけるドライ・セミドライ加工条件の最適化
  • 17-4PH粉末積層造形材の機械的性質に及ぼす熱処理の影響:造形形状と最適熱処理条件
  • 分光応答度測定装置に最適な試料照射系の構築
  • 背景騒音下で発生する異音の心理音響評価手法の開発
  • 表面改質によるセラミック材の反射率の制御
  • 光硬化性樹脂AM基材へのめっき技術の確立
  • 非結晶領域の構造制御によるPET/PTTフィルムの開発
  • ほうろう用釉薬の開発
  • 化学強化薄板ガラスの破壊挙動の解析
  • マグネシウム合金の切削片を用いた板状固化成形技術の開発
  • 商品展示用ディスプレイ向け静電植毛加工技術と評価方法の検討
  • 研削加工の効率向上
  • 炭素繊維強化プラスチックによるロボット部品の成形技術の構築
  • プリント技術を用いた耐衝撃性CFRPの開発

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