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強度試験の基礎を体系的に学べるセミナーを開催

公開日:2024年5月1日 最終更新日:2024年11月12日

強度試験の基礎を体系的に学べるセミナーを開催

製品開発やクレーム対策では欠かせない強度試験について、3テーマのセミナーをシリーズ化してオンデマンド配信します!品質管理の担当者、開発・設計の若手技術者はぜひご受講ください。本セミナーは、機械系の専攻をしてこなかった方にも分かるように構成しています。理論から試験の事例まで取り上げ、事例では試験の様子の動画もご覧いただけます。体系的に強度試験を学ばれたい方に好適な内容です。

1.荷重試験シリーズ(8月下旬に配信予定)

荷重試験(強度試験)の実施に先立って作成する試験計画においては、試験の特徴を理解した上で試験方法や試験機の選定を行うことが重要です。オンデマンド配信『荷重試験の実践シリーズ』では、荷重試験の概要やその試験方法について【基礎編】、【事例編】に分けて解説します。【基礎編】では、引張試験・圧縮試験などの各種荷重試験の基礎について解説します。続いて【事例編】では、材料や製品の強度を評価するための具体的な試験方法について、実際の試験事例の紹介を交えて解説します。

表1 『荷重試験の実践シリーズ』のプログラム

配信時間

科目

講師

約1時間

【基礎編】
引張・圧縮・せん断・曲げ・ねじり・疲労・耐久試験
東京都立産業技術研究センター
   複合素材技術グループ
            鈴木 悠矢
   実証試験技術グループ
            小船 諭史
              新垣 翔
              田中 陽

約1時間

【事例編1】
引張・圧縮試験、ひずみ・変位測定

約1時間

【事例編2】
せん断・曲げ・ねじり・疲労・耐久試験

※2023年度に配信済み内容を改善して配信する予定です。

荷重試験の段取りの図
図1 『荷重試験の実践シリーズ』の資料例

2.ねじの強度試験シリーズ(9月上旬に配信予定)

ねじに関するトラブルは大きな事故につながるため、都産技研への問い合わせが非常に多い機械要素部品のひとつです。オンデマンド配信『ねじに関する強度試験の実践シリーズ』では、ねじの概要や強度試験について【基礎編】、【事例編】の2編で解説します。【基礎編】では、ねじの歴史や種類、破壊の分類やゆるみなど、ねじの基礎について解説します。【事例編】では、ねじの強度を評価するための試験方法について、実際の試験事例の紹介を交えて解説します。ねじを製造者はもちろん、商業者、使用者にも役に立つセミナーです。

表2 『ねじに関する強度試験の実践シリーズ』のプログラム

配信時間

科目

講師

約1時間

【基礎編】
ねじの概要および強度設計の解説
東京都立産業技術研究センター
 実証試験技術グループ
          小船 諭史
          小西 毅
          新垣 翔
          田中 陽
 複合素材技術グループ
          鈴木 悠矢

約1時間

【事例編】
試験方法の解説および試験事例の紹介
(引張試験、硬さ試験、ねじ締付け試験等)

※2023年度に配信済み内容を改善して配信する予定です。

図2 『ねじに関する強度試験の実践シリーズ』の資料例の画像
図2 『ねじに関する強度試験の実践シリーズ』の資料例

3.硬さ試験シリーズ(9月中旬に配信予定)

硬さ試験は材料の機械的性質を調べる簡易的な方法として、さまざまな分野で用いられています。しかし、硬さ試験方法は複数あり、目的に合わせた試験方法を選択するためには基礎的な知識が必要です。オンデマンド配信『硬さ試験の実践シリーズ』では、硬さ試験について【基礎編】【事例編】の2編構成で解説します。はじめに【基礎編】では、硬さ試験の概要や種類など硬さ試験の基礎について解説します。続いて【事例編】では、硬さ試験の具体的な試験方法について、実際の試験事例の紹介を交えて解説します。

表3 『硬さ試験の実践シリーズ』のプログラム

配信時間

科目

講師

約1時間

【基礎編】
硬さ試験の概要、試験方法の解説
東京都立産業技術研究センター
 実証試験技術グループ
          新垣 翔
          小船 諭史
          小西 毅
          田中 陽
 複合素材技術グループ
          鈴木 悠矢

約1時間

【事例編】
硬さ試験事例の紹介
(ブリネル、ロックウェル、ビッカース硬さ試験)

※2023年度に配信済み内容を改善して配信する予定です。

図3  『硬さ試験の実践シリーズ』の資料例の画像
図3  『硬さ試験の実践シリーズ』の資料例

関連情報

申込みのWebページは準備中です。

お申し込みを希望の方は『strength@iri-tokyo.jp』へメールをお願いします。Webページが準備でき次第、ご案内メールを差し上げます。

実証試験技術グループ TEL. 03-5530-2193
複合素材技術グループ TEL. 042-500-1290

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