―都産技研を志望したきっかけを教えてください。
日本経済を支えているのは、企業全体の99%を占める中小企業。そう考えたとき、公的機関として中小企業を支援する都産技研に社会貢献性の高さを感じ、日本の首都である東京での支援業務を通じて、日本の経済の活性化に貢献したいと思い志望しました。
―これまでどのような業務を経験してきましたか。
1年目と3年目は総務課に所属し、社内研修や社内表彰、社内式典、文書管理などを担当しました。3年目に担当した文書管理業務では、所内で文書に関わる研修実績がなかったため、自身が講師となる研修を新たに企画しました。2年目には内部監査室の立ち上げメンバーとなり、内部監査や個人情報保護に必要なルール整備に携わりました。4・5年目には、公益財団法人中小企業振興公社に出向し、顧客満足度や認知度の向上、中小企業表彰、社内外広報などを経験しました。そして、6年目の現在は都産技研本部に戻り、財務会計課で経理係をしています。こうしてジョブローテーションにより幅広い業務を経験したことで、社内外の調整力や、多角的な視点が身についた実感は大きいですね。
―業務で心がけていることや、今後の目標について教えてください。
中小企業のお客さまは、技術的な課題とは別の課題を抱えている可能性もあるため、確かな知識に基づいて多角的に支援できるよう、日頃から広範囲にアンテナを向けて情報収集に努めています。情報を持っていること自体が強みになり、迅速に対応できると思うからです。仮に自分の所属部署や都産技研でカバーできない課題であっても、お客さまにとって最適な部署や外部機関との架け橋になれればと考えています。
―最後に、就職活動に臨む学生へのメッセージをお願いします。
私が仕事で最も大切にしていることは、自分が主体的に行動できる環境に身を置くことです。ぜひ皆さんにも、人生で何を大事にしていきたいか、どうありたいかを十分に考えて就職活動を行ってほしいと思います。
■先輩職員プロフィール
神野 裕太主事
総務部 財務会計課経理係
2016年度入所