2023年度 本部

ワークブースにおける子音に着目した音声情報漏洩防止

最終更新日:2024年11月12日

アピールポイント

  1. 子音(高音域)に着目し効率的に会話漏れを低減
  2. シミュレーションを活用した迅速なブースの性能予測
  3. 音響性能予測から実測評価までワンストップで支援

技術内容

技術の特徴

  1. 子音に相当する高音域に的を絞り、低コストで会話漏れを低減する設計手法
  2. 音響数値シミュレーションにより所望の条件での会話漏れの低減量を算出
  3. 被験者試験に基づく知見から人の聴感を考慮した会話漏れ防止性能予測が可能

技術の概要

高音域の減衰量と単語了解度の関係

高音域の減衰量と単語了解度の関係グラフ
高音域のみの減衰で会話漏れを制御可能

 

シミュレーションによる新たなモデルの提案

シミュレーションによる新たなモデルのイメージ
モデル作成・解析、ブースの挿入損失を算出

 

評価・実測・改善提案

評価・実測・改善提案の図
現状の性能把握、解析の妥当性確認・改善

企業へのご提案

以下のようなご要望にお応えいたします。

  • まずは既製品ブースの会話漏れの度合いを把握したい
  • 会話漏れの性能を改善したい
  • 任意の性能に応じた新たなブースの開発に取り組みたい

研究成果に関する文献・資料

渡辺,日本音響学会秋期研究発表会公園論文集 pp.373-374(2023)

研究者情報

事業所
本部
グループ
光音技術グループ
担当者
土屋洵

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