2023年度 城東支所

アップサイクルした複合材料による食品容器の開発

最終更新日:2024年11月12日

アピールポイント

  1. ユーザー体験を考慮した提案
  2. 量産設備で生産可能な提案
  3. AMを活用した試作工数の削減
    ※AM(Additive Manufacturing)

技術内容

技術の特徴

  1. 複合材料(木粉と生分解性樹脂)のイメージと利用シーンを活かしたデザイン
  2. 射出成形の生産性や金型への流動性向を考慮したデザイン設計
  3. 製品化を考慮したカラーリングや表面加飾、パッケージデザインの提案

技術の概要

コンセプトの作成、デザイン提案、度重なるモックアップを経て製品化

製品化されたタンブラー、ボール、ディッシュの写真
製品化されたタンブラー、ボール、ディッシュ

 

MIRAI WOODの図
  • 野球のバット生産時の廃木粉をアップサイクル
  • 51%以上の木粉とBio-PBSの複合材料を使用
  • 木粉比率の増加は流動性の課題があるが、
    特殊熱処理により流動性向上
  • 流動性向上により薄肉成形が可能
  • 成形後は印刷や塗装などの加飾が可能

※Bio-PBSは三菱ケミカルの商標

企業へのご提案

新しい材料を使った製品のデザインをご支援します。

  • デザインコンセプトの作成
  • 生産工程を考慮したデザイン
  • 試作、パッケージデザイン

研究成果に関する文献・資料

都地,加藤,コンバーテック, 2023年7月号,pp.22-24(2023)

知財情報

  • 意匠登録 第1677763号
  • 意匠登録 第1684377号
  • 意匠登録 第1686866号
  • 意匠登録 第1705799号
  • 意匠登録 第1705800号
  • 意匠登録 第1702577号

研究者情報

事業所
城東支所
グループ
城東支所
担当者
加藤 貴司
共同研究機関・共同研究者
菱華産業株式会社

(改修工事のため休館中)

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