2024年度 食品技術センター

ゼラチンを用いた介護食用とろみ剤

最終更新日:2025年1月30日

アピールポイント

  • 難消化性多糖類を使用しない介護食用とろみ剤
  • 主成分がタンパク質であるため、低栄養を予防できる
  • 医療施設、介護現場での食事介助に活用

技術内容

技術の特徴

  • ゼラチンを酵素架橋させ、口腔内温度でとろみが保てる
  • 酵素架橋後にも、消化できるように設計食経験のある素材を用いて作製
とろみ剤の写真

技術の概要

これまでのとろみ剤の問題点

ゼラチンをとろみ剤として使うには・・・

作成イメージ
架橋の有無による粘度の温度依存的変化

口腔内温度で、とろみ調整用食品の規格基準の粘度を満たすゼラチン溶液が作製できました。

企業へのご提案

  • 介護食に携わる方
  • 誤嚥予防に関心のある方
  • 本技術の活用に興味のある方 など

    ご相談をお待ちしております。

研究成果に関する文献・資料

宇田川、遠藤,日本食品科学工学会第70回記念大会要旨集
 

知財情報

特許出願中

研究者情報

事業所
食品技術センター
グループ
食品技術センター
担当者
宇田川孝子、遠藤 輪

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