2024年度 城南支所

相分離構造を利用した高分子多孔質体の細孔形成

最終更新日:2025年1月30日

アピールポイント

  • 有機溶媒を使用しない環境配慮型プロセス
  • 汎用のプラスチック成形装置で作製できる
  • 材料の粘度で細孔構造を作り分けできる

技術内容

技術の特徴

  • ポリ乳酸の加水分解によりメソ孔を形成
  • 溶融混練とプレス成形でフィルムに加工
  • 材料の粘度で相分離構造が異なることを利用して細孔構造を作り分け可能
高分子連続多孔質体のSEM画像

技術の概要

多孔質体の創製方法
PLLA:ポリ-L-乳酸 PMMA:ポリメタクリル酸メチル
多孔質体の細孔径分布
(窒素吸脱着測定)

粘度によって細孔径分布に違いが生じる

多孔質体の断面写真
(SEM観察)

骨格成分の粘度によって異なる細孔構造を作り分け可能
 

企業へのご提案

メソ孔を有する分離膜や吸着材をお探しの方

まずはご相談をお待ちしております

研究成果に関する文献・資料

白波瀬朋子ら,2023年 繊維学会秋季研究発表会予稿集,1P14 (2023)

研究者情報

事業所
城南支所
グループ
城南支所
担当者
白波瀬朋子

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