2024年度 本部

細胞老化に注目した化粧品評価用培養系の構築

最終更新日:2025年1月30日

アピールポイント

  • 細胞を用いた化粧品有効性の評価
  • 化粧品産業でのデータ取得に活用
  • 長期の有効性や抗老化性の評価

技術内容

技術の特徴

  1. 長期の有効性評価
    • 生体内を模倣した培養基板を作製し培養
    • 細胞老化の進行抑制による長期培養の可能性
  2. 抗老化性評価
    • 老化原因に応じた化粧品の抗老化性評価
       
培養皮膚モデル

技術の概要

化粧品の長期の有効性評価

  • (課題)化粧品の長期の有効性評価は困難
    細胞老化を生じ、機能が喪失するため

    長期培養による細胞老化により細胞機能を喪失
    →長期の応答を評価できない
  • 生体内を模倣した培養基板上を新たに開発
    本培養基板上で細胞老化の進行が抑制された

    細胞老化を抑制して、細胞機能を維持し、長期間の有効性評価を可能に

化粧品の抗老化性評価

  • 細胞老化の原因はいろいろ
    =原因により老化細胞の性質が違う
     

    様々な細胞老化の原因
    ⇒老化細胞の性質も変化
  • 原因により老化細胞の性質が異なる
    化粧品成分の応答性が違う可能性

    原因に応じた抗老化性評価が可能に

企業へのご提案

  • 長期培養できる皮膚モデルを開発したい方
  • 新しい化粧品試験系を開発したい方
  • 老化細胞を用いて有効性評価をしたい方

ご相談をお待ちしております

研究成果に関する文献・資料

干場隆志, Biomater. Sci., 10, 23, 6828-6835 (2022)
本研究は科学研究費補助金(基盤研究C)(20K12660)の助成により実施しました。

知財情報

特開2023-149142

研究者情報

事業所
本部
グループ
バイオ技術グループ
担当者
干場隆志

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