2024年度 本部

希土類フリー赤色蛍光体の創成

最終更新日:2025年1月30日

アピールポイント

  • 低コスト、低環境負荷元素で蛍光する材料を開発
  • 組成により青色~赤色の蛍光色を制御可能
  • 高演色性を有する白色LED開発に貢献

技術内容

技術の特徴

  • 希土類元素フリーで蛍光するCs2ZrCl6に着目
  • ヨウ素置換による蛍光色の任意制御
  • 従来蛍光体と同等の蛍光効率を達成
本研究で開発した粉末蛍光体

技術の概要

従来の黄色~赤色蛍光体と本研究の位置づけ
ヨウ素置換による効果
  • 先行研究
    環境やコストに問題のある希土類(Ce,Eu)を使用
    希土類フリーの青色蛍光 
  • 本研究
    希土類フリーかつ蛍光スペクトルの任意制御
    • ヨウ素部分置換により赤色蛍光を達成
    • 従来の黄色~赤色蛍光体と同等の内部量子収率

※F. Zhang et al., Adv. Mater., vol. 34, no. 43, p. e2204801, Oct. 2022.

企業へのご提案

  • 新規組成による蛍光体開発
  • 蛍光体を使用した センシングの技術開発
  • 各種蛍光体の代替

その他の蛍光体の相談もお待ちしています

知財情報

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研究者情報

事業所
本部
グループ
マテリアル技術グループ
担当者
藤原千隼

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