2024年度 本部

ラティス構造型熱交換器の熱流体解析

最終更新日:2025年1月30日

アピールポイント

  • ラティス構造によりコンパクトで高効率な熱交換器を作製
  • 流体流入方向に対して最適な構造配向の評価が可能

技術内容

技術の特徴

  • 構造の周期性に起因した熱交換性能の流体流入方向依存性を評価
  • 熱流体解析により試作前に性能評価
Gyroid構造

技術の概要

ラティス構造:基本構造が周期的に並んだ構造で、比強度・衝撃吸収性・伝熱性に優れる

ラティス構造の1種であるGyroid構造の熱交換器への応用を考え、その熱交換性能を熱流体解析により評価しました。

基本構造

[100],[110],[111]の方向に基本構造を並べた構造を作成

それぞれの方向に80℃と20℃の水を速度1m/sで流入

流速分布
温度分布
対数平均温度差no
総括伝熱係数の特性

[100]方向に流体を流すと効率よく熱交換できることがわかりました。

企業へのご提案

  • ラティス構造を製品に応用したい方
  • 流体の可視化、流体解析を行いたい方

オーダーメード型技術支援・共同研究のご相談をお待ちしています。

研究者情報

事業所
本部
グループ
機械技術グループ
担当者
大久保智

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