2023年度 城南支所

塩水噴霧試験(1) 中断による腐食量の比較

最終更新日:2024年11月12日

アピールポイント

  1. 中断を繰り返し腐食減量を確認
  2. 観察のための試験片取出しニーズに対応

技術内容

技術の特徴

  1. SPCC鋼板の塩水噴霧試験中の継時変化を、 試験槽から取出して観察
  2. 観察目的の塩水噴霧中断が試験片に与える影響を、一定時間毎に取出した試験片の腐食減量により評価
噴霧が充満して曇るため
試験槽越しの観察は困難

技術の概要

  • 無垢のSPCC鋼板を、塩水噴霧試験機(5%,中性)に設置
  • 試験槽から15分/1時間中は取出す【中断】試験片と、取出さない【連続】試験片を比較
    ※【中断】試験片の実質噴霧時間は1時間につき45分
乾燥・温度低下→噴霧

試験槽から途中で取出すことで
乾燥・温度低下が繰り返されると
腐食が進みやすくなるのか?

塩水噴霧試験中の継時変化/
【中断】試験片と【連続】試験片の比較
【中断】試験片と【連続】試験片の比較グラフ

試験初期に中断を繰り返しても、 
中断しなかった場合と比べて腐食減量の傾向は同じ

企業へのご提案

塩水噴霧試験槽から取り出して観察や写真撮影を行った際に、総噴霧時間が見積もれます

研究者情報

事業所
城南支所
グループ
城南支所
担当者
清水 綾

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