2023年度 本部(DX推進センター)

RUDP(Reliable User Datagram Protocol)通信の評価プログラムの開発

最終更新日:2024年11月12日

アピールポイント

  1. 高品質な動画・音声再生
  2. 画面のカクツキを解消
  3. スムーズなロボットとの通信

技術内容

技術の特徴

  1. RUDPによる低遅延通信
    (下図の通信環境設定で約10倍高速)
  2. RUDPによる高品質通信
  3. 評価プログラムを用いた最適な通信方法の選定
クライアント・サーバ間の通信をRUDPで評価

技術の概要

ネットワークのトランスポート層における通信方法としては、信頼性の高いTCPと、 高速なUDPが主に利用されています。近年、UDPを利用して、それらの性質を合わせ持つReliable UDP(RUDP)が、利用されてきています。

今回は、RUDPの1種である、KCPとQUIC(HTTP/3)について通信品質を評価するためのプログラムを開発しました。 このプログラムを利用することにより、用途ごとに最適な通信方法を選定することが容易となります。

評価プログラムを用いたパケットロス発生時の遅延の評価

パケットロス時の各通信方法の遅延グラフ
遅延の平均と標準偏差

RUDPのネットワークゲームでの活用例

RUDPのネットワークゲームでの活用例
ゲームの操作性等が向上

企業へのご提案

共同研究やオーダーメード型技術支援で評価プログラムをご利用ください。

  • 音声・動画配信への応用
  • ネットワークゲームでの応用
  • ドローン等のロボットでの応用

などが可能です。

研究者情報

事業所
本部(DX推進センター)
グループ
通信技術グループ
担当者
大平 倫宏

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