2023年度 墨田支所

天然繊維への有機導電加工

最終更新日:2024年11月12日

アピールポイント

  1. 曲面形状に沿いやすい
  2. 着用感に影響を与えづらい
  3. 測定レンジの調整可能

技術内容

技術の特徴

  1. 人が着用する製品の接触圧を計測するセンサとして利用可能
  2. スイッチ等の電気信号の伝達要素としても利用可能

技術の概要

有機導電加工した天然繊維テキスタイルを多層に重ねることで、接触圧力に応じた電圧変化を取り出せるセンサプローブを試作しました。 
靴やグローブなど、着用して使用する製品における接触圧の計測への展開が期待されます。 

試作したセンサプローブの外観(3cm×3cm)
試作したセンサプローブの外観

無線による遠隔計測システムを試作

試作した無線による遠隔計測システムの写真

計測原理

センサの断面模式図

繊維同士の接触が密になると、テキスタイル全体としての電気抵抗値が下がる

企業へのご提案

接触圧計測に興味のある企業様の製品開発をお手伝いします。 
まずはお気軽にお問い合わせください。

研究成果に関する文献・資料

TIRI NEWS 2017年9月号, p4-5.

知財情報

特開 2021-004820 特許 第6693786号

研究者情報

事業所
墨田支所
グループ
墨田支所
担当者
後濱 龍太

技術シーズ メニュー

チャットで相談
閉じる