2023年度 本部(DX推進センター)

移動体向け大容量コグニティブ無線通信

最終更新日:2024年11月12日

アピールポイント

  1. 5Gサービスエリア外でも高速大容量データ通信可能
  2. 上り方向の大容量データ配送

技術内容

技術の特徴

  1. 異なる特徴を持つ無線(LPWA/無線LAN)を複数切替
  2. 5Gサービスエリア外でも高速通信可能
  3. 移動体からのシームレスな配送を実現
移動体と固定局の接近

 

技術の概要

N波長コグニティブ無線システムによるV2R通信

免許不要なアンライセンスドバンドの無線リンクを複数組み合わせ、
送信するデータの種別に応じて使い分けるコグニティブ無線システム

  • LPWA [制御リンク]
    対向ノードのディスカバリやネットワーク情報を、データリンクの通信範囲内に入る前に配送可能
  • 大容量無線LAN [データリンク]
    センサデータや画像データをバースト的に短時間で配送

評価実験の解析

LPWAによる制御リンクの図
距離1.2kmまで信号強度にかかわらず
移動中でも安定した通信OK

LPWAによる制御リンクは、見通しのとれている郊外部の地表のノード間で半径1.2km前後範囲で安定して通信可能!

5GHz帯(802.11ac wave1)リンクの図
最大約100mまで40Mbps以上の
スループットを単独で実現

5GHz帯(802.11ac wave1)リンクは、ごく短時間の通信でも平均して13MiB程度(92Mbps)のデータの配送OK!

企業へのご提案

地下・管路・へき地で大容量データを拠点に送信できます

  • 陸運業界のDXを支援できます
  • 共同研究歓迎いたします!

研究成果に関する文献・資料

A. Sakuraba et al., Advances in Internet, Data and Web Technologies, pp 277-289 (2020).

研究者情報

事業所
本部(DX推進センター)
グループ
IoT技術グループ
担当者
櫻庭 彬
共同研究機関・共同研究者
岩手県立大学

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