2023年度 城南支所

段差乗り越えを考慮したアクセシビリティマップ生成

最終更新日:2024年11月12日

アピールポイント

  1. 車椅子の走行可能領域を可視化
  2. 被災時の避難経路計画等で有効

技術内容

技術の特徴

  1. ドローン測量で生成した3次元地図から車椅子の走行可能領域を効率的に抽出
  2. 車椅子で乗り越え可能な段差・窪みを識別
  3. 条件変更で車椅子以外にも適用可能 (自動車、歩行者など)
アクセシビリティマップのイメージ図

技術の概要

車椅子の段差乗り越えの例

段差が40cm以上・段差間にスペースがない場合・前向きで段差を降りる必要がある場合は乗り越え不可となる
 

ドローンで観測して3次元地図を生成

福島ロボットテストフィールド
実験場所:福島ロボットテストフィールド
生成したアクセシビリティマップ
  • 色分けの内訳
    • 緑:走行可能/赤:走行不可/黄:乗り越え可能な段差/青:乗り越え可能な窪み

企業へのご提案

下記のような用途で活用できます。

本技術の活用や共同研究のご相談をお待ちしています。

  • 車椅子利用者向け避難地図/観光地図
  • 自律走行車用地図

研究成果に関する文献・資料

吉村ら,ロボティクス・メカトロニクス講演会予稿集,2P2-G22 (2023) 
本研究は荒川区地域産業活性化研究補助金の助成を受けたものです。

知財情報

特許出願中

研究者情報

事業所
城南支所
グループ
城南支所
担当者
吉村 僚太
共同研究機関・共同研究者
東京都立大学

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