水素エネルギーの活用に関する研究開発推進事業とは
事業目的
水素エネルギーの活用は、気候変動などの地球環境への対応における解決手段の一つであり、
エネルギー・セキュリティの確保および新たな市場の創出・産業競争力の強化につながると期待されています。
水素エネルギーを日常生活、産業活動におけるエネルギー源として社会に定着させるには、
耐久性、効率、信頼性等の技術面の課題、コスト面の課題、制度面の課題、インフラ面の課題等、多くの課題を有しています。
水素エネルギーで重要となる燃料電池、水電解装置、水素貯蔵技術において重要である素材や膜は、
日本企業に競争力のある分野であり、特に、中堅・中小企業に技術的優位性がある技術も少なくありません。
そのため、大都市である東京都における水素エネルギーの活用に向けた技術課題を抽出し、
国内外の研究機関や産業界と連携した水素関連基盤研究を推進します。
事業概要
- 調査
大都市である東京都における水素エネルギーの活用に向けた課題、
および中小企業とスタートアップ等の水素関連事業への参入の可能性・障壁等
を明らかにしたレポートを作成します。 - 研究開発
水素エネルギーの利用における技術的な課題解決、
およびイノベーションの創出に向けた大学、研究機関等と連携した基盤研究
を推進します。 - 普及啓発
中小企業への技術普及セミナー、技術研究会を開催します。
中小企業の水素事業参入に向けたセミナー【2025年3月10日開催済】
中小企業の水素事業参入に向けたセミナーを開催しました。技術動向調査結果を報告するとともに、中小企業の取り組み事例を交えながら、新たな水素関連製品の開発に向けた技術的なヒントをご紹介しました。
セミナー動画
セミナー資料
- 事業概要 「水素エネルギーの活用に関する研究開発推進事業について」
- 基調講演 「中小企業の水素事業参入に向けて」
- 成果報告 「水素関連技術に関する調査報告」
- 事例紹介① 「神戸水素クラスター勉強会のご紹介と阪神機器(株)の取り組みについて」
- 事例紹介② 「(株)タツノの水素事業への取組について」
セミナー概要
開催日時 | 2025年3月10日(月曜日) 14:00~16:50 (開場13:30) |
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会 場 ※ハイブリッド開催 | TKP東京駅カンファレンスセンター ホール11A |
内 容 |
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