デザイン開発・試作機器の紹介(城東支所 プロダクトデザイン)
公開日:2026年4月1日 最終更新日:2026年4月1日

城東支所 プロダクトデザイン分野では、デザイン開発に関する技術支援・研究を行っています。デジタル技術との融合により開発効率を高め、短いサイクルでのデザインの検討や加工精度向上を可能にしています。昨年度の城東支所リニューアルにともない、新たに整備した機器の一部をご紹介します。
多様な素材に対応する加工機器
- レーザー加工機
- 平型カッティングマシン
- UV厚手対応プリンター
これらの機器では、製品の成形に用いられる金型などの型を必要とせず、多様な素材に対して加工や加飾を行うことができます。レーザー加工機はアクリルや木材、布地などへのカットや彫刻に対応し、精度の高い造形が可能です(図1)。平型カッティングマシンは、レーザー加工機では加工が難しい燃えやすい素材や複合材を安全にカットできます(図2)。UV厚手対応プリンターは立体物に直接印刷でき、実際の製品と同程度のシボ(表面の凹凸模様)表現やニスのような特殊加工を施すことができます(図3)。
これらの機器を組み合わせることで、短いサイクルでデザインの検討が可能です。多様な素材や仕上げに柔軟に対応し、製品の差別化や独自性を生み出す表現力豊かなデザイン開発を支援します。


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試作効率を高める加工機器
- フルカラー対応三次元造形装置
- マルチマテリアル対応三次元造形装置
- 小型射出成形機
- 電動熱プレス機
これらの機器では、試作工程を効率化しながら精度の高い試作品の製作が可能です。フルカラー対応三次元造形装置やマルチマテリアル対応三次元造形装置は、高速で高画質・高精細な造形ができ、形状だけでなく色や意匠を含めた一体的なデザインの検討を短期間で行えます(図5,6)。小型射出成形機は小さな部品を高精度に成形し、原材料や成形条件の最適化を迅速に確認できるため、量産移行前の品質確認に有効です(図7)。電動熱プレス機は位置・荷重・速度・温度を精密に制御し、積層材の熱圧着や樹脂フィルムの転写など、多様なプレス加工に対応します(図8)。
これらの機器により、試作精度の向上や量産前の品質確認を確実に行える環境を整え、製品開発における設計検証をより確実に進められるよう支援します。





城東支所のリニューアル中は本部へ移設していたスタジオ撮影システムや大判プリンターなどの従来機器も、城東支所で再稼働しています。
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