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東京都立産業技術研究センター ビジョン2050

印刷用ページを表示する 更新日:2022年4月1日更新

都産技研は、設立100周年記念事業プロジェクトの一環として、2050年をターゲットとした東京都立産業技術研究センター ビジョン2050(都産技研ビジョン2050、TIRI VISION 2050)を策定しました。
2050年に中小企業を取り巻く社会を想定して、都産技研の取り組みについてまとめました。

都産技研ビジョン2050は、ウェブサイトからPDFファイルで閲覧いただけるほか、都産技研の各事業所で冊子を配布しています。

あなたとともに未来を拓く

東京都立産業技術研究センター(都産技研)は、2021年に設立100周年を迎えました。

社会や産業を取り巻く環境は日々大きくしかも急速に変化しています。将来を予測することが難しい現代において、都産技研が中小企業の皆さまとともに歩み続けていくためには、未来への道標が必要です。そこで2050年をターゲットイヤーとした未来像を、若手職員と一緒に描いてみました。次の時代に必要とされる中小企業は、社会を構成する一員であることをより強く意識し、顧客や働く人々の多様性を理解して受け入れることができる、そんな企業ではないでしょうか。

そして、デジタル技術と大量のデータを活用して、異分野との協働により新たな価値を創造する中小企業の活躍が期待できます。将来の産業やその中心で輝く中小企業に想いを馳せて、4つの社会像を描きました。都産技研はこれからも、中小企業の皆さまとともに挑戦を続けていきます。

前理事長 おくむら つぐのり

すべての人が活躍できる社会

  • すべての人がひとりひとりの特徴や価値を互いに認め合い、それぞれの選択にすべての人が活躍できる社会のピクトイメージ基づく行動がしやすくなっている
  • サイバー空間とフィジカル空間の垣根がなくなり、人の活動範囲が拡大することで、多種多様な活躍の場が提供されている
  • 知的人工物と協働することでパフォーマンスが向上し、未踏空間への進出や新領域への展開によりイノベーションが活性化している

この社会に対する都産技研の取り組み

都産技研は、人と知的人工物がそれぞれの特徴を活かし協働することで誰もが活躍できる社会を実現するために、サイバー空間とフィジカル空間を調和させる技術の開発と普及に取り組みます。

「自分らしい幸福」を感じられる社会

  • 人々が働き方や暮らし方、学びたいものなど、あらゆるものをいつでも自由に自分らしい幸福を感じられる社会のピクトイメージ選択できる
  • 個人の選択が尊重され、自己実現を助ける製品、サービス、制度が活用されている
  • 多様な価値観の尊重により、社会に変革をもたらすような事態に直面しても、ひとりひとりが精神的余裕をもてる

この社会に対する都産技研の取り組み

都産技研は、社会を構成する個人が「自分らしい幸福」を感じられる社会を目指して、人々の数だけ存在する「生き方」の実現を、産業技術の面から後押しします。

自由にコミュニケーションできる社会

  • データを活用した高度な自動化が進み、個人の多様なニーズにいつでj自由にコミュニケーションできる社会のピクトイメージも対応できる
  • サイバー空間内につくられたコミュニティを活用して、どこにいてもシームレスなコミュニケーションができる
  • 五感をデジタル化することが可能になり、サイバー空間でもリアルな体験を共有している

この社会に対する都産技研の取り組み

都産技研は、制約(時間、空間、行動)に縛られない自由なコミュニケーションができる社会の実現に向けて、必要な技術を開発し、社会への速やかな実装を支援します。

環境の変化に適応できる社会

  • 利便性の向上と環境負荷の低減を両立した技術・製品・サービスが提供され、環環境の変化に適応できる社会のピクトイメージ境に配慮したライフスタイルを実現している
  • 人々の生活や企業活動の場は地上から海洋や空中といった多様な空間に拡がり、それぞれの活動は個々の目的に合わせた最適な環境で行われている
  • 自然災害・極端気象の発生に対し、防災・減災に資する研究開発が推進され、リスクの低減を図っている

この社会に対する都産技研の取り組み

都産技研は、持続可能な社会を実現するため、自然環境と調和し共生できる技術やリスクに対応できる技術の開発に取り組み、人々の創造的で豊かな暮らしを支えます。

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