電子スピン共鳴装置
最終更新日2024年8月29日

用途
物質中のフリーラジカル(不対電子)の磁気的性質を利用して、分子構造についての情報を得たり、その量を測定する装置です。非破壊で時間変化の測定も可能で、ラジカルが関与する反応や材質劣化、品質保証の手段としても利用されるようになってきています
仕様
磁場変調型: X-バンド空洞共振器
感度: 7.0×109スピン/0.1mT(100 kHz磁場変調,最大出力200mW時)
分解能: 2.35μT以上(100kHz 変調時、空洞共振器内 4mm×43.5mm )
機器概要
- 分類
- A:分析・評価:機器分析
- 担当部署
- 計測分析技術グループ
- 導入年度
- 2009
- 型番
- JES-FA200
- 製造者
- 日本電子株式会社
- 対応試験規格
- 備考
温度可変装置により、室温では不安定なラジカルを液体窒素温度および低温(-170℃以上)で測定することができます。また、付属装置として、UV照射装置及び液体試料混合装置があり、OHラジカルなどの活性酸素消去能を測定することもできます。
料金表
設備利用 | 試験項目 | 項目コード | 適用料金(税込) | |
---|---|---|---|---|
中小 | 一般 | |||
依頼試験 | (27)電子スピン共鳴装置によるもの スペクトル測定 [1測定につき] | T639111 | 13,660円 | 20,950円 |
依頼試験 | (27)電子スピン共鳴装置によるもの 試料前処理 一般的なもの [1件又は1試料につき] | T63921S | 3,520円 | 5,120円 |
依頼試験 | (27)電子スピン共鳴装置によるもの 試料前処理 特殊なもの [1件又は1試料につき] | T63922S | 17,630円 | 25,370円 |