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ラティス構造の衝撃吸収特性を制御可能に ‐ラティス構造生成ソフトウェアを販売開始‐
公開日:2025年2月25日 最終更新日:2025年2月25日
ラティス構造は衝撃吸収特性に優れ、航空宇宙産業などで注目されています。しかしながら、規則的なセル形状である従来のラティス構造は、衝撃が加わる方向により異なる衝撃吸収特性(異方性)を示し、衝撃方向が予測できない製品には適用が困難でした。
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(都産技研)と東京都公立大学法人東京都立大学(都立大)は、ラティス構造のセル形状を不規則にすることにより異方性が消失することを明らかにし、不規則なセル形状分布のパラメータ制御による衝撃吸収特性の制御に成功しました。
またUEL株式会社との共同研究※において、複雑なラティス構造を自動生成する手法を新たに開発し、機能性形状生成ソフトウェア「POLYGONALmeister FShape」に適用されました。本ソフトウェアは2025年2月25日より販売が開始されます。
※ 本研究はJST可能性検証(JPMJSF23CK)の助成を受けて実施しました。
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