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アイソトープ・放射線のはなし 1.私たちと放射線のかかわり(3)

印刷用ページを表示する 更新日:2016年12月19日更新

 

(3)身のまわりの放射線

放射線は、目にみえず、臭いもなく、音もしないものです。私たちは、いつも放射線を受けているとは意識していません。しかし、私たちのまわりには、微量のアイソトープがあり、放射線をいつも受けています。私たちが受ける放射線には、宇宙線と大地や空気中のアイソトープから放出されるものがあり、さらに体内に含まれるアイソトープからの放射線があります。このほかに、X線診断のような医療診断で受ける放射線と核実験で放出されたアイソトープなどからの放射線があります。

自然放射線の種類を示す図

私たちが1年間に受ける自然放射線の量(国連科学委員会・1993年報告)

人が日常受ける放射線の量は住んでいる場所によって違います。えば、大地からの放射線は関西の方が関東より高いのです。これは、関西には花崗岩が多く、天然のアイソトープが多く含まれているためです。

 


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