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このページについて

印刷用ページを表示する 更新日:2016年12月19日更新

このホームページは、クリーニングを代表とする消費過程での繊維製品に関するトラブルを技術的な面から処理されている方や、これから新たにクレーム解析試験を始めようとする方を対象に作成したホームページです。

繊維製品に関するトラブルでは非破壊での試験を必要とする場合があります。特にクリーニングを代表とする消費過程で発生したものについては、製品がお客様のものであるため、返却を求められる場合が多く、可能な限り非破壊で試験してほしいという場合が多くあります。

消費過程だけでなく、製造工程において破壊検査が可能な場合でも、異常部分が微小な場合には、できる限り非破壊で試験をすることができれば、それだけ多くの事故原因解明に必要な情報を得ることができます。

そこでこのホームページでは非破壊で可能な試験を写真入りで紹介します。ここでいう「非破壊での試験」とは、

  1. 試料を全く破壊しない試験
  2. 試料の外観を損なわない程度の微小なサンプルを採取して行う試験

の二つを指します。

ページの構成

このページは以下の5項目からなります。

外観観察

事故原因解明の流れと実際に試験にとりかかる前に行う外観検査について説明します。この外観検査はその後の試験を決定するための検査ですので、以降の工程や作業時間を左右する非常に重要な工程であるといえます。

テクニック―各試験に共通の技法―

試験方法の中でも比較的頻繁に使用する技法(例えば顕微鏡、脱色方法、染色方法...etc)について説明します。試験をスムーズに行うためのテクニックという点で「試験方法」とは異なります。

クレーム事例と事例ごとの試験方法

実際のクレーム事例とその外観の特徴、原因解明のために必要でかつ非破壊で可能な試験について説明します。なお、非破壊で可能な試験だけでは原因解明に至らない場合には、他に必要な試験についても解説します。

試験方法一覧

非破壊試験を現象・素材ごとに分類し一覧としています。非破壊試験を現象・素材ごとに分類し一覧としています。

参考文献

ホームページを作成するにあたり、参考にさせていただいた文献です。

 


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