[{"data":1,"prerenderedAt":97},["Reactive",2],{"5hPCnMSjYz":3,"kFoh0GGroZ":38},{"errors":4,"messages":5,"details":6},[],[],{"topics_id":7,"ymd":8,"contents_type":9,"subject":10,"topics_flg":11,"open_flg":11,"regular_flg":12,"inst_ymdhi":13,"update_ymdhi":14,"topics_group_id":15,"slug":16,"group_nm":17,"group_description":18,"contents_type_cnt":11,"contents_type_nm":19,"contents_type_slug":20,"contents_type_parent_nm":20,"category_parent_id":20,"contents_type_ext_col_01":20,"contents_type_ext_col_02":20,"contents_type_ext_col_03":20,"contents_type_ext_col_04":20,"contents_type_ext_col_05":20,"contents_type_list":21,"office":22,"group":25,"description":26,"keywords":18,"articles_category":27,"thumbnail":30,"body":35,"references":18,"related_information":36,"contact_group":18,"contact_name":18,"contact_tel":18,"contact_mail":18,"contact_url":37},5592,"2026-10-15",39,"対話する自律走行ロボットで接客満足度85 ％―社会実装を支えた都産技研の安全性・対話AI評価",1,0,"2026-10-14T09:32:28+09:00","2026-10-15T11:41:49+09:00",31,"shien-2026-10-04","○TIRI NEWS WEB版","","TIRI NEWS WEB版",null,[9],{"key":23,"label":24},"2","本部（DX推進センター）",{},"生成AI×自律走行のおもてなし接客ロボット「Collibot（コリボ）」。自然な対話で集客・広告・接客を実現する新しいロボットの開発経緯と成果をご紹介します。",{"key":28,"label":29},"support_cases","支援事例紹介",{"id":31,"url":32,"desc":33,"url_org":34},"5592_ext_01_0","https://atch.iri-tokyo.jp/v=1792032109/files/topics/5592_ext_1_0.jpg","トップ画像","https://atch.iri-tokyo.jp/files/topics/5592_ext_1_0.jpg","\u003Cdiv style=\"border-radius:10px;border:3px solid #3a58ba;margin-bottom:30px;padding:10px 30px 20px 20px;\">\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/icon1_subject01.jpg\r\n                                                                                                                                                                        \" alt=\"企業の課題\" width=\"466\" height=\"272\">\u003C/figure>\u003Cp>\u003Cbr>清掃・配膳といった単機能型のサービスロボットは普及していましたが、広告・接客・対話・移動を融合した複合型は多くありませんでした。NUWAロボティクスJAPAN株式会社は、プロトタイプは完成していたものの、メーカー視点だけでは店舗で安全かつ便利に使えるかを見極めにくく、事業化に踏み出せずにいました。\u003C/p>\u003C/div>\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/icon2_support01.jpg\" alt=\"都産技研の支援\" width=\"466\" height=\"272\">\u003C/figure>\u003Cp>\u003Cbr>「クラウドと連携した5G・IoT・ロボット製品開発等支援事業」の公募型共同研究で伴走支援を行いました。ISO 13482を踏まえた安全性のリスクアセスメント、対話AIの応答速度と正答率の評価、事業化シナリオの策定という三つの領域で、第三者の専門的な視点から助言をしました。\u003C/p>\u003C/div>\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews//icon3_result.jpg\" alt=\"成果\" width=\"466\" height=\"271\">\u003C/figure>\u003Cp>\u003Cbr>実店舗での実証実験で接客満足度85 %、ロボットによる推奨で、新規会員登録数は推奨しなかった日と比べて約16 ％増加しました。対話AIの正答率は93.9 %まで高まりました。2026年4月に製品版の販売を開始し、小売以外の業種からも引き合いが広がっています。\u003C/p>\u003C/div>\u003C/div>\u003Cp>\u003Cstrong>NUWAロボティクスJAPAN株式会社は、生成AIと自律走行を組み合わせた、おもてなし接客ロボット「Collibot」（コリボ）を開発しました。単に情報を表示するだけでなく、自ら声をかけて客との自然な対話を生み出す新しい広告・接客メディアです。開発・事業化に向けて、東京都立産業技術研究センター（以下、都産技研）の公募型共同研究に応募し、採択されました。第三者視点による安全性の検証や対話AIの評価、現場実証を通じた改善に取り組み、その成果を反映した製品の販売を開始しました。\u003C/strong>\u003C/p>\u003Cp>\u003Cstrong>今回は、同社代表取締役社長・CEOの矢吹 雅彦氏と、都産技研側で主担当を務めたロボット技術グループ 武田 康司研究員、対話AIの支援を担当したIoT通信技術グループ 大原 虎太郎研究員に、開発の経緯と成果を聞きました。\u003C/strong>\u003C/p>\u003Ch2>単機能ロボットの先へ。「広告・接客・対話・移動」を1台に融合する\u003C/h2>\u003Cp>NUWAロボティクスJAPAN株式会社（以下「同社」）は、2016年設立の台湾のロボットメーカーNUWA Roboticsの日本法人として、2020年2月に設立されました。本社には鴻海（ホンハイ）精密工業グループの資本が加わり、部品調達から製造までの体制を活かして、開発から販売・サポートまでを一貫して手がけています。\u003C/p>\u003Cp>同社はコミュニケーションロボット「Kebbi」（ケビー）の開発を行ってきました。Kebbiは想定していた質問と回答をあらかじめ用意するシナリオベースの会話に、生成AIとRAG（Retrieval-Augmented Generation、生成AIが外部のデータを検索して回答に反映する技術）を組み合わせることで、自然な会話を実現するロボットです。同社の強みは、ハードウェアの設計・製造にとどまらず、生成AIやRAGの組み込み、自律走行、運用ソフトウェアまでをセットで提供できる点にあります。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:60%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/750;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261004_01.jpg\" alt=\"\" width=\"1000\" height=\"750\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>コミュニケーションロボット「Kebbi」（ケビー）\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>Kebbiを開発した後、同社はディスプレイをつけた複合型のサービスロボットを構想しました。それが「Collibot」です。市場には清掃型や配膳型など機能を絞ったロボットはありましたが、広告・接客・対話・移動を1台に融合したものはほとんどありませんでした。\u003C/p>\u003Cp>32インチの両面ディスプレイの上にKebbiを載せた「Collibot」は、一方的に映すのではなく対話でやり取りする新しい広告メディアとして構想されました。\u003C/p>\u003Cp>「動き回って表示するだけでは、人の注目を集められません。弊社のロボットは、上部のKebbiが人を見かけたら声をかけます。『こんな商品が出ました』と一言添えることで注目され、そこから対話につなげられます」（矢吹氏）\u003C/p>\u003Cp>ただ、プロトタイプは問題なく動作するものの、店舗で安全かつ便利に使えるかは、同社だけでは見極めきれずにいました。\u003Cbr>&nbsp;\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:90%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/509;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261004_02.jpg\" alt=\"\" width=\"1000\" height=\"509\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>NUWAロボティクスJAPAN株式会社 代表取締役社長・CEO 矢吹 雅彦氏（左）、 CS/技術サポート部 主任 張 耕華氏（中央）、&nbsp;\u003C/strong>\u003Cbr>\u003Cstrong>CS/技術サポート部 塗 翔升氏（右）\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Ch2>公募型共同研究で「動く」を「使える製品」に。4者体制で安全性と対話精度を磨く\u003C/h2>\u003Cp>同社と都産技研との接点は、3年前から参加していた「サービスロボット事業化交流会」でした。Collibotのプロトタイプの構想を進めていた時期に、「クラウドと連携した5G・IoT・ロボット製品開発等支援事業」公募型共同研究の案内を受けます。公募型共同研究の時期が、Collibotの開発・参入のタイミングと合致していたため、同社は応募し、採択されました。\u003C/p>\u003Cp>「メーカーは『こう作れば動く』という技術視点だけで考えがちです。市場で安全に、便利に使えるために、技術とユーザーの両面から別の角度で助言をいただけることに価値があると感じました」（矢吹氏）\u003C/p>\u003Cp>この共同研究では、同社はCollibotの開発・事業化を担当しました。都産技研は、製品の仕様や設計の安全性を専門的に確認し、実証実験や事業化に向けた支援をしました。共同研究パートナーのウォータースタンド株式会社は、販売面の助言に加え、実証実験の実現に尽力しました。共同研究パートナーの株式会社赤ちゃん本舗は、実ユーザーとなる想定で店舗を実証実験の場として提供しました。\u003C/p>\u003Cp>都産技研は大きく三つの領域で支援を行いました。\u003C/p>\u003Cp>一つ目は、安全性のリスクアセスメント（危険要因の洗い出しと評価）です。都産技研は、以前、サービスロボットの安全規格であるISO 13482を満たして開発したロボット「Libra」（リブラ）の知見を活用して、リスク評価を支援しました。\u003C/p>\u003Cp>「隙間に子どもが指を入れてケガをしないか、よじ登られたら危険ではないか、といったリスク項目を洗い出し、緊急停止ボタンの設置場所の高さについて助言を行いました。また、店舗の環境音とロボットの発話音量については実測を行い、より実環境を想定して調整をしました。さらに、会話をしていないときでもロボットの存在をアピールした方がよいと提案しました。買い物客がロボットの存在に気づかず、至近距離で突然認識し、驚く可能性があるためです」（武田）\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:90%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/563;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261004_03.jpg\" alt=\"\" width=\"1000\" height=\"563\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>ロボット技術グループ 研究員 武田 康司（左）、 IoT通信技術グループ 研究員 大原 虎太郎（右）\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>&nbsp;都産技研からの助言を受け、同社は製品版Collibotの外装の隙間を極力減らす設計に改善しました。緊急停止ボタンの数や設置場所も変更し、発話音量は現場の環境音に埋もれず、うるさすぎない、最適な音量を現場で計測しながら調整しました。また、BGMを流しながら移動させることで存在をアピールすることにしました。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:40%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:700/880;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261004_04.jpg\" alt=\"\" width=\"700\" height=\"880\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>右側面に設置された緊急停止ボタン\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>二つ目は、対話AIに関する支援です。生成AIによる会話は複数の処理工程が必要なため、当初は発話から回答まで最長で12秒ほどかかっていました。目標は3秒以内でしたが、技術的な短縮だけでは限界がありました。そこで採り入れたのが「つなぎ言葉」です。質問を受けると「承知しました、すぐ調べます」と発話し、その間に回答を用意することで、体感的な待ち時間を縮めました。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/594;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261004_05.jpg\" alt=\"\" width=\"1000\" height=\"594\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>Collibotと対話する様子\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>対話AIの正答率向上にも取り組みました。2か月半をかけて実証実験を行い、実際の対話ログを取ってPDCAを回したことで、最終的には正答率が93.9 %まで達しました。\u003Cbr>生成AIの安全性・倫理面も検討課題になりました。都産技研は、デモや実証でハルシネーション（誤った情報の生成）やプロンプトインジェクション（不正な指示による攻撃）への対策を助言しました。これを受けて同社は、商品や店舗の情報はRAGから回答することにし、一般会話への対応は生成AIを用いるように切り分けました。\u003C/p>\u003Cp>「生成AIを使う上での安全性や倫理性の線引き、ハルシネーションやプロンプトインジェクション対策などをどの程度求めるべきか手探りの状態で考えるのが難しかったです。当時は制度化の議論が進んでいる途中で、どこまで厳格に対策すべきか、明確な基準が定まっていない部分もありました。便利さとリスクのバランスを現場と照らし合わせて考えられたのは、実証型の共同研究ならではの経験でした」（大原）\u003C/p>\u003Cp>三つ目は、事業化支援です。事業化シナリオの策定やプロモーション、展示会での訴求方法について、同社に助言しました。2025年12月の「2025国際ロボット展」への出展も支援しました。\u003C/p>\u003Cp>こうした実証実験や事業化を進めるうえで、同社はCollibotの運用システムの使いやすさに注力しました。\u003C/p>\u003Cp>\u003Cbr>「プログラムを組む専門知識がない店舗スタッフや運営担当者でも使えるツールにすることを意識しました。NUWA Roboticsのロボット開発ツール『RoFlow』を用いて、サービスフローをノーコードで設定できるようにしています。さらに『サービス設計シート』や絵コンテ付きテンプレートを用意し、やりたいことを日本語でまとめてからサービスフローに落とし込める仕組みも作りました」（矢吹氏）\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/544;\" 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虎太郎\u003C/strong>（左端）\u003Cbr>\u003Cstrong>ロボット技術グループ\u003C/strong>\u003Cbr>研究員 \u003Cstrong>武田 康司\u003C/strong>（中央左）\u003C/p>","\u003Cul>\u003Cli>\u003Ca href=\"/news/press-2025-11-18-2/\">【プレスリリース】AIおもてなしロボット開発支援が結実 小売の人手不足軽減に— 2025国際ロボット展で披露 —&nbsp;\u003C/a>\u003C/li>\u003Cli>\u003Ca href=\"https://robotkoryu.tiri-robot.jp/\" target=\"_blank\" rel=\"noopener noreferrer\">サービスロボット事業化交流会\u003C/a>\u003C/li>\u003Cli>\u003Cp>\u003Ca href=\"https://www.nuwarobotics.com/ja\" target=\"_blank\" rel=\"noopener noreferrer\">NUWAロボティクスJapan株式会社（外部リンク）\u003C/a>\u003C/p>\u003Cp>&nbsp;\u003C/p>\u003C/li>\u003C/ul>",{},{"errors":39,"messages":40,"list":41,"pageInfo":90},[],[],[42,49,70],{"topics_id":7,"ymd":8,"contents_type":9,"subject":10,"topics_flg":11,"open_flg":11,"regular_flg":12,"inst_ymdhi":13,"update_ymdhi":14,"topics_group_id":15,"slug":16,"group_nm":17,"group_description":18,"contents_type_cnt":11,"contents_type_nm":19,"contents_type_slug":20,"contents_type_parent_nm":20,"category_parent_id":20,"contents_type_ext_col_01":20,"contents_type_ext_col_02":20,"contents_type_ext_col_03":20,"contents_type_ext_col_04":20,"contents_type_ext_col_05":20,"contents_type_list":43,"office":44,"group":45,"description":26,"keywords":18,"articles_category":46,"thumbnail":47,"body":35,"references":18,"related_information":36,"contact_group":18,"contact_name":18,"contact_tel":18,"contact_mail":18,"contact_url":48},[9],{"key":23,"label":24},{},{"key":28,"label":29},{"id":31,"url":32,"desc":33,"url_org":34},{},{"topics_id":50,"ymd":8,"contents_type":9,"subject":51,"topics_flg":11,"open_flg":11,"regular_flg":12,"inst_ymdhi":52,"update_ymdhi":52,"topics_group_id":15,"slug":53,"group_nm":17,"group_description":18,"contents_type_cnt":11,"contents_type_nm":19,"contents_type_slug":20,"contents_type_parent_nm":20,"category_parent_id":20,"contents_type_ext_col_01":20,"contents_type_ext_col_02":20,"contents_type_ext_col_03":20,"contents_type_ext_col_04":20,"contents_type_ext_col_05":20,"contents_type_list":54,"office":55,"group":58,"description":61,"keywords":18,"articles_category":62,"thumbnail":63,"body":67,"references":18,"related_information":68,"contact_group":18,"contact_name":18,"contact_tel":18,"contact_mail":18,"contact_url":69},5590,"気化熱で身体を健康的に冷やす「サイフォンクールベスト」","2026-10-15T11:16:50+09:00","shien-2026-10-03",[9],{"key":56,"label":57},"3","多摩テクノプラザ",{"key":59,"label":60},"39","機能性繊維技術グループ","株式会社三機コンシス（以下、三機コンシス）、hap株式会社（以下、hap）、株式会社空調服（以下、空調服）の3社は、バッテリーやポンプを使わずに水の気化熱で体を冷やす冷却ベスト「サイフォンクールベスト」を共同開発しました。",{"key":28,"label":29},{"id":64,"url":65,"desc":33,"url_org":66},"5590_ext_01_0","https://atch.iri-tokyo.jp/v=1792030610/files/topics/5590_ext_1_0.jpg","https://atch.iri-tokyo.jp/files/topics/5590_ext_1_0.jpg","\u003Cdiv style=\"border-radius:10px;border:3px solid #3a58ba;margin-bottom:30px;padding:20px 30px 20px 20px;\">\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/icon1_subject01.jpg\r\n                                                                                                                                                                        \" alt=\"企業の課題\" width=\"466\" height=\"272\">\u003C/figure>\u003Cp>株式会社三機コンシス、hap株式会社、株式会社空調服の3社は、ポンプやバッテリーを使わずに水の気化熱で体を冷やす「サイフォンクールベスト」を共同開発していました。ボトルの水をベスト内に流しこむ給水口を量産するための金型を製作する際に、給水口の形状や使い勝手、適した材料を確認する手段がなく、金型を作り直す手戻りのリスクを抱えていました。\u003C/p>\u003C/div>\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/icon2_support01.jpg\" alt=\"都産技研の支援\" width=\"466\" height=\"272\">\u003C/figure>\u003Cp>\u003Cbr>都産技研は、3Dプリンタを用いた複数材料の給水口試作、中空(ちゅうくう)糸(し)膜(まく)（管状で中に水を通し、全体が網目状になっていて水が少しずつ染み出す素材）を固定する方法の見直し、着用不快感の軽減を目的とした生地の設計など、横断的に支援を行いました。\u003C/p>\u003C/div>\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews//icon3_result.jpg\" alt=\"成果\" width=\"466\" 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祐一副主任研究員に話を聞きました。\u003C/strong>\u003C/p>\u003Ch2>水と繊維の技術を持ち寄った3社\u003C/h2>\u003Cp>三機コンシスは、特殊な導電性繊維をニット生地に編み込んで機能を持たせた「スマートテキスタイル」を手がける企業です。以前より冷却機能繊維「COOLPIA」を開発しており、これを用いた熱中症対策ウェア（ポロシャツ）などを販売していました。「サイフォンクールベスト」では、「COOLPIA」に水を適度なペースで供給することで、水の気化熱により冷却効果を実現する「COOLPIAユニット」の開発を担当しました。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:800/640;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261002_01.jpg\" alt=\"\" width=\"800\" height=\"640\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>株式会社三機コンシス 代表取締役 松本 正秀氏\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>「ボトルからベスト内部に入った水が気化するのが特徴です。他の水を使う製品はポンプで水を移動させるためバッテリーが必要となります。『サイフォンクールベスト』では、高低差を利用して自然に水を移動させるサイフォンの原理を使い、最初にボトルに水を入れれば、あとは自然に吸い上げられて流れるような仕組みです」（松本氏）\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/667;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261002_02.jpg\" alt=\"\" width=\"1000\" height=\"667\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>メッシュ生地の下層に白い気化熱冷却機能繊維「COOLPIA」が組み込まれている\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/667;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261002_03.jpg\" alt=\"\" width=\"1000\" height=\"667\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>COOLPIAに水を供給するボトルとチューブ\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>hapは、第11回技術経営・イノベーション大賞において最高位の内閣総理大臣賞を受賞した機能性繊維技術「COVEROSS®（カバロス）」を手がける企業です。独自の後加工技術を核に、暑熱・寒冷対策やウェルビーイングの向上を目指し、機能性素材の研究開発から製品化・量産、科学的評価まで一貫して取り組んでいます。「サイフォンクールベスト」の開発においては、ベタつきや濡れ感を抑えるメッシュ状の生地や二重構造の設計・試作を担当しました。また、汗じみや着用時の不快感、洗濯耐久性などの課題に加え、身体への負担や生理的な快適性にも着目し、アパレル製品としての実用性と冷却効果の科学的評価・検証を進めました。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:800/640;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261002_04.jpg\" alt=\"\" width=\"800\" height=\"640\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>hap株式会社 代表取締役 鈴木 素氏\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>「一般的なJIS規格において人が感じる『冷たい』という基準は、温暖化が進んだ現在ではもう過去の基準と考えています。この5年で、ファン付きウェアも一般的な衣服も進化させていく必要がありました」（鈴木氏）\u003C/p>\u003Cp>空調服は、ファンで衣服内に外気を取り込み、汗の気化熱で体を冷やす「空調服®」を20年以上手がけてきた企業です。「サイフォンクールベスト」の開発においては、服の中で効果的に気化熱を発生させる着用構造や風の流れを考慮した製品化を進めました。また、2025年2月に開催した自社のユニフォーム展示会において、「サイフォンクールベスト」を初めて世の中に紹介しました。自社の販売網を活かした普及・販売活動および啓発活動を担当しています。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:800/640;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261002_05.jpg\" alt=\"\" width=\"800\" height=\"640\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>株式会社空調服 開発推進室部長 佐藤 知弘氏\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>「汗をかく前の段階や、汗をかきにくい人の場合、水分がない状態でファンによる送風だけを行っても、服の中の温度は外気温に近づいてしまい、十分な冷却効果が得られません。しかし、保冷剤や電気的な冷却方式を用いることは、当社の『生理クーラーⓇ理論』（汗の蒸発熱で体温を調整する仕組み）の考え方とは相反するため、採用できませんでした。何かプラスできるものがないかと探していたところ、hap様のご紹介で三機コンシス様と出会え、製品化につながりました」（佐藤氏）\u003C/p>\u003Cp>空調服が提唱する「生理クーラーⓇ理論」と、三機コンシスの「COOLPIA」は親和性が高く、両社は5年前から基礎研究を重ねてきました。環境変化に伴う猛暑に対抗するため、製品化への道が拓かれました。\u003C/p>\u003Cp>3社の連携を後押ししたのが、2022年に都産技研・国立研究開発法人産業技術総合研究所・企業が中心となり発足した「t-テキスタイル製品化研究会」です。この研究会は、スマートテキスタイルを中心とした繊維製品の開発を行う企業間の交流と活性化を目的としています。現在は三機コンシスの松本氏が会長を務めています。各社の技術や課題を共有し、率直な意見交換をする中から、自然な形で今回の連携が生まれたといいます。\u003C/p>\u003Ch2>きめ細やかな支援が支えた、給水口の試作と材料選定\u003C/h2>\u003Cp>「サイフォンクールベスト」の製品化において課題となったのが、胸元のボトルから水を導く給水口（コネクター）部分でした。量産用の金型を製作する前に、都産技研へ相談し、「オーダーメード型技術支援」を活用して、都産技研の3Dプリンタで給水口を試作することになりました。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:80%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1080/535;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261002_06.jpg\" width=\"1080\" height=\"535\" alt=\"\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>機能性繊維技術グループ 主任研究員 唐木 由佑（左）\u003C/strong>\u003Cbr>\u003Cstrong>副主任研究員　村上 祐一（中央）\u003C/strong>\u003Cbr>\u003Cstrong>主任研究員 窪寺 健吾（右）\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>給水口は肌に触れたり衣服の一部になったりする部品のため、硬すぎても違和感があり、軟らかすぎても機能を果たせません。肌触りと機能性を両立させるため、都産技研の村上副主任研究員は、3Dプリンタを活用した給水口（コネクター）の試作と材料提案を担当しました。\u003C/p>\u003Cp>「提供いただいた3D-CADデータを改良し、試作を行いました。硬さの異なる十数種類の材料の中から、最終的な試作には『PPライク樹脂』（ポリプロピレンに似た性質を持つ樹脂）を提案しました」（村上）\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1200/720;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261002_07.jpg\" alt=\"給水口（コネクター）の設計データの図。左：編集前のモデル、右：編集後のモデル。\" width=\"1200\" height=\"720\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>設計データ\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>都産技研の唐木主任研究員は、「サイフォンクールベスト」のテキスタイル設計を行いました。\u003C/p>\u003Cp>「COOLPIAの内部構造である『中空糸膜』の固定方法について見直しを行い、組み立てやすさと接着の確実性を両立しました。また、都産技研の各分野の技術を活用できるよう部署間の橋渡しも行いました。例えば、着心地や濡れ感の不快度評価については『生活工学センター』、給水ボトルやチューブの耐久性・強度試験については『城東支所』といったように、組織横断的に支援を行いました」（唐木）\u003C/p>\u003Cp>一方、「サイフォンクールベスト」の開発において3社が最も苦労したのは、水を全体に行き渡らせながら、肌に直接濡れた感触を与えない生地の開発でした。\u003C/p>\u003Cp>都産技研の窪寺主任研究員は、気化熱が最適に発揮される空間の確保や、量産時に洗濯による破損を防ぐといった課題を克服するため、「サイフォンクールベスト」に使用する生地の選択、試作、評価を支援しました。\u003C/p>\u003Cp>「開発当初から、冷やすだけではなく、着用時の快適性を損なわないことを目標に掲げられていました。『サイフォンクールベスト』では、独自のメッシュの網目を作り、二重構造にすることで、肌への張り付きを抑え、濡れ感による不快感を軽減するよう設計しました」（窪寺）\u003C/p>\u003Ch2>「気化熱冷却」を正しく伝える啓発活動と、海外展開への期待\u003C/h2>\u003Cp>「サイフォンクールベスト」は2025年2月、空調服が主催する展示会で初めて披露しました。展示ブースでは、気化熱による冷却の仕組みを可視化するため、模型を使って風を通す前後の温度差を来場者に体感してもらう工夫を行いました。\u003C/p>\u003Cp>「気化熱による冷却は涼しそうだというイメージはあっても、服の中の様子は目に見えません。そのため、温度差を数値やビジュアルで示したところ、大きな反響をいただきました」（佐藤氏）\u003C/p>\u003Cp>販売はすでに開始されています。鈴木氏は、「気化熱冷却」という仕組みへの理解を広める啓発活動が課題になると話します。\u003C/p>\u003Cp>「冷たければよいという単純な話ではありません。冷たすぎる場合、例えば発汗作用が鈍り、体に対するダメージの発生が考えられます。心地よさや疲労の軽減も含めて、体にとって本当によいものかを科学的に評価し、伝えていく必要があると考えています」（鈴木氏）\u003C/p>\u003Cp>今後は、海外展開も視野に入れています。\u003C/p>\u003Cp>「乾燥した欧米の環境では、『サイフォンクールベスト』の仕組みはさらに効果を発揮するはずです。将来的には、海外市場への展開も進めていきたいと考えています」（三機コンシス　松本氏）\u003C/p>\u003Cp>「サイフォンクールベスト」は、東京都環境局が主催する「東京都暑さ対策グッズコンテスト」において、2026年5月1日から5月10日に行われた都民投票の結果、「体温冷却・調節部門」でグランプリを受賞しました。\u003Cbr>\u003Cbr>&nbsp;\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:80%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/636;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261002_08.jpg\" width=\"1000\" height=\"636\" alt=\"左から株式会社空調服佐藤氏、株式会社三機コンシス 松本氏、hap株式会社鈴木氏の写真\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>「東京都暑さ対策グッズコンテスト」体温冷却・調節部門でグランプリを受賞\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>窪寺副主任研究員は、次のように期待を寄せます。\u003C/p>\u003Cp>「t-テキスタイル製品化研究会は、企業同士のコラボレーションによる製品化を目的として活動しており、研究会をきっかけとして実際に製品が誕生したことは大変喜ばしく感じています。本製品の開発を通じて得られた知見を活かし、今後もさらに発展した製品や新たな取り組みにつなげていただけることを期待しています。t-テキスタイル製品化研究会にご興味のある方は、ウェブサイトをご覧ください」（窪寺）\u003C/p>\u003Ch2>用語説明&nbsp;\u003C/h2>\u003Cdl>\u003Cdt id=\"term-ordermade\">\u003Cp>オーダーメード型技術支援\u003C/p>\u003C/dt>\u003Cdd>\u003Cp>お客さまの開発段階（企画から販売促進まで）に応じて、技術的課題の解決をきめ細かく柔軟にサポートします。標準が存在しない品質評価など、定型の依頼試験では対応できない課題については、都産技研からお客さまへ支援内容を提案し、承諾を得た上で実施します。\u003Cbr>オーダーメード型技術支援は2026年3月31日をもって終了しました。2026年度は、受託技術支援や課題解決型研修などの事業で同様の支援を行っています。\u003C/p>\u003C/dd>\u003C/dl>\u003Cp>&nbsp;\u003C/p>\u003Chr>\u003Cp>&nbsp;\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:90%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/479;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/profile_20261002.jpg\" alt=\"プロフィール写真\" width=\"1000\" height=\"479\">\u003C/figure>\u003Cp>（左から）\u003Cbr>\u003Cstrong>株式会社空調服\u003C/strong> 開発推進室部長 \u003Cstrong>佐藤 知弘\u003C/strong> 氏\u003Cbr>\u003Cstrong>株式会社三機コンシス\u003C/strong> 代表取締役 \u003Cstrong>松本 正秀\u003C/strong> 氏\u003Cbr>\u003Cstrong>hap株式会社\u003C/strong> 代表取締役 \u003Cstrong>鈴木 素\u003C/strong> 氏\u003C/p>\u003Cp>\u003Cstrong>機能性繊維技術グループ&nbsp;\u003C/strong>\u003Cbr>副主任研究員 \u003Cstrong>村上 祐一\u003C/strong>\u003Cbr>主任研究員 \u003Cstrong>唐木 由佑\u003C/strong>\u003Cbr>主任研究員 \u003Cstrong>窪寺 健吾\u003C/strong>\u003C/p>\u003Chr>\u003Cp>掲載商品は、㈱三機コンシス・hap㈱・㈱空調服の技術を使用しています。\u003Cbr>「空調服」は、㈱空調服のファン付きウェア、その附属品、およびこれらを示すブランドです。\u003Cbr>「空調服」「サイフォンクールベスト」「生理クーラー」は、㈱空調服の登録商標です。\u003C/p>","\u003Cul>\u003Cli>\u003Ca href=\"https://www.t-tex.jp/\" target=\"_blank\" rel=\"noopener noreferrer\">t-テキスタイル製品化研究会\u003C/a>\u003C/li>\u003Cli>\u003Ca href=\"https://www.sankiconsys.jp/\">株式会社三機コンシス（外部リンク）\u003C/a>\u003C/li>\u003Cli>\u003Ca href=\"https://hap-h.jp/company/\">hap株式会社（外部リンク）\u003C/a>\u003C/li>\u003Cli>\u003Ca href=\"https://9229.co.jp/\">株式会社空調服（外部リンク）\u003C/a>\u003C/li>\u003C/ul>",{},{"topics_id":71,"ymd":8,"contents_type":9,"subject":72,"topics_flg":11,"open_flg":11,"regular_flg":12,"inst_ymdhi":73,"update_ymdhi":74,"topics_group_id":15,"slug":75,"group_nm":17,"group_description":18,"contents_type_cnt":11,"contents_type_nm":19,"contents_type_slug":20,"contents_type_parent_nm":20,"category_parent_id":20,"contents_type_ext_col_01":20,"contents_type_ext_col_02":20,"contents_type_ext_col_03":20,"contents_type_ext_col_04":20,"contents_type_ext_col_05":20,"contents_type_list":76,"office":77,"group":78,"description":81,"keywords":18,"articles_category":82,"thumbnail":83,"body":87,"references":18,"related_information":88,"contact_group":18,"contact_name":18,"contact_tel":18,"contact_mail":18,"contact_url":89},5602,"都産技研の支援で高出力を実証、ノイズ干渉などの課題を克服して生まれた、5G/6G通信・ISAC研究向け「ミリ波開発キット」","2026-10-14T13:44:31+09:00","2026-10-15T09:40:59+09:00","shien-2026-10-05",[9],{"key":23,"label":24},{"key":79,"label":80},"36","IoT通信技術グループ","無線通信装置を手がける株式会社アイダックスは、都産技研の公募型共同研究で5G・6Gのミリ波およびISACの実験用キット「ミリ波開発キット」の製品開発を行いました。販売を開始し、企業との取引や大学からの引き合いが生まれています。",{"key":28,"label":29},{"id":84,"url":85,"desc":33,"url_org":86},"5602_ext_01_0","https://atch.iri-tokyo.jp/v=1791953071/files/topics/5602_ext_1_0.jpg","https://atch.iri-tokyo.jp/files/topics/5602_ext_1_0.jpg","\u003Cdiv style=\"border-radius:10px;border:3px solid #3a58ba;margin-bottom:30px;padding:10px 30px 20px 20px;\">\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/icon1_subject01.jpg\r\n                                                                                                                                                                                                \" alt=\"企業の課題\" width=\"466\" height=\"272\">\u003C/figure>\u003Cp>\u003Cbr>株式会社アイダックスは、5G・6Gのミリ波（28GHz帯）通信および通信・センシング（ISAC）実験用の「ミリ波開発キット」を新たに開発することを検討していましたが、その性能を評価するための高額な測定機器や試験設備を自社で導入・整備することは困難でした。\u003C/p>\u003C/div>\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/icon2_support01.jpg\" alt=\"都産技研の支援\" width=\"466\" height=\"272\">\u003C/figure>\u003Cp>\u003Cbr>都産技研は公募型共同研究を通じて、既存の5G基地局エミュレーターを応用しながら、ビームフォーミングのアンテナパターンやEIRP（等価等方輻射電力）の測定を支援しました。また、放射イミュニティ試験を実施し、外来ノイズの影響を調査しました。\u003C/p>\u003C/div>\u003Cdiv>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:18%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:466/272;float:left;margin:10px;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews//icon3_result.jpg\" alt=\"成果\" width=\"466\" height=\"271\">\u003C/figure>\u003Cp>\u003Cbr>都産技研の支援により、ミリ波開発キットの電波出力が目標を上回る約+50 dBm(CW)出力性能を有することを確認しました。また、ノイズ対策の発生の要因を特定し、外装の遮蔽対策によって改善につなげました。ミリ波開発キットは、2026年7月から販売を開始し、企業との取引や大学からの引き合いが生まれています。\u003C/p>\u003C/div>\u003C/div>\u003Cp>\u003Cstrong>無線通信装置を手がける株式会社アイダックスは、都産技研の公募型共同研究「クラウドと連携した5G・IoT・ロボット製品開発等支援事業」に応募し、採択されました。本研究では、5G・6Gのミリ波（通信に使う高い周波数の電波）およびISAC（通信とセンシングの統合技術）の実験用キット「ミリ波開発キット」（DSDK28G）の製品開発を行いました。今回は、アイダックス代表取締役の戸部 英彦氏と、都産技研 IoT通信技術グループ 松本 昇紘研究員にお話を伺いました。\u003C/strong>\u003C/p>\u003Ch2>数千万円の実験環境という「壁」を崩す、ミリ波開発キット\u003C/h2>\u003Cp>アイダックスは、通信キャリアなどの無線研究所に向けて、デジタル信号処理システムをはじめとした実験用装置を専門に開発する企業です。無線技術に詳しい技術者と、デジタル回路の設計に優れた技術者が、顧客の要望を的確にくみ取りながら開発を進めています。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:1000/714;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261005_01.jpg\" width=\"1000\" height=\"714\" alt=\"\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>株式会社アイダックス 代表取締役 戸部 英彦氏\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>「量産されている実験用装置は、あらかじめ定められた通信規格の仕様に沿って作られているため、研究者が自ら設定を変更することは容易ではありません。一方で、自社工場を持たない研究所では実験用装置を自作することもできません。そのため、研究所では、研究目的に合わせてプログラムや設定を自由に調整・カスタマイズできる実験用装置が必要とされています」（戸部氏）\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:50%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:800/1040;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261005_02.jpg\" width=\"800\" height=\"1040\" alt=\"\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>ミリ波開発キット（DSDK28G）\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>同社が今回開発したのは、通信規格「5G」・次世代通信規格「6G」に向けたミリ波（28GHz帯、直進性が高く大容量の通信に向く一方、障害物に弱いとされる高い周波数の電波）の実験用キット「ミリ波開発キット」です。\u003C/p>\u003Cp>例えば6G研究における主要テーマとして、通信と人やものの検知（センシング）を一つの電波でまかなう「ISAC」（アイザック、通信・センシング融合技術）があります。ミリ波開発キットは、こうした研究に取り組む大学や企業に向けて、数千万円規模になりうる実験用設備を、安価に提供できる製品です。\u003C/p>\u003Cp>市販の基地局が通信規格に沿った決まった動作しかできないのに対し、電波の指向性（ビームフォーミング、電波を絞り込んで狙った方向へ飛ばす技術）を研究者が自由に制御できる点が特徴です。人の呼吸や心拍の動き、走行する車の速度などを電波で検知する研究にも応用できます。\u003C/p>\u003Ch2>公募型共同研究で実証した、目標を上回る出力性能\u003C/h2>\u003Cp>公募型共同研究において、都産技研はミリ波開発キットの開発支援を行いました。まず、電波暗箱（外部からの電波干渉を遮断した小型の試験設備）を用いて、ミリ波開発キットのアンテナが発するビームフォーミングのアンテナパターン（放射パターン）や、どれだけの電力で電波を出せるか（EIRP、等価等方輻射電力）を確認しました。こうした測定を実現した背景には、研究員の創意工夫がありました。\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image-style-align-center image_resized\" style=\"width:65%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:800/730;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/fig_20261005_03.jpg\" width=\"800\" height=\"730\" alt=\"\">\u003Cfigcaption>\u003Cstrong>IoT通信技術グループ 研究員 松本 昇紘\u003C/strong>\u003C/figcaption>\u003C/figure>\u003Cp>「『5G基地局エミュレーター』という装置があります。本来、5G基地局による電波環境のシミュレーションをするための装置ですが、電波の強さを測るスペクトラムアナライザーとして、ビームフォーミングのアンテナパターンの測定や、EIRPの測定に用いました。既存設備を応用することで、必要な測定環境を構築しました」（松本）\u003C/p>\u003Cp>また、ミリ波開発キットが高い電波出力性能が見込まれていたものの、実際の値は確認できていませんでした。そこで都産技研は、アッテネーター（電波を安全な強さまで弱める専用部材）をキットに装着したうえで測定したところ、目標を上回る約＋50 dBm（CW）の出力があることを確認できました。\u003C/p>\u003Cp>「予想よりも出力が高いことを確認でき、非常に嬉しかったです」（戸部氏）\u003C/p>\u003Cp>また、外部の電波によるノイズ干渉を懸念し、都産技研において放射イミュニティ試験（外部からの電磁ノイズに対する耐性を調べる試験）を実施しました。装置の外側から、装置と同じ周波数の3.5 GHz帯の電波を当て、影響を調査しました。結果、誤作動を起こすほどの強さではなかったものの、SDR（ソフトウェア無線）の信号処理に使う特定の周波数（中間周波数）と外来電波の周波数が重なると、信号にわずかなノイズが生じることがわかりました。そこで、外装が空いていた部分を覆って周囲から遮断する対策を講じました。\u003C/p>\u003Cp>「放射イミュニティ試験によってノイズの原因を特定したことは、今回の公募型共同研究ではとりわけ重要だったと思います」（松本）\u003C/p>\u003Cp>このような試験装置は、高額であることが多く、導入へのハードルがあります。そこでアイダックスは公募型共同研究の活動に加え、「ローカル5G研究会」の会員制度も活用しました。会員は都産技研が所有するローカル5Gに関する測定機器を、トライアルで使用できます。加えて、利用時には専門的知識が求められる測定機器に対し、都産技研の研究員による操作のアドバイスを受けられたことも大きな利点だったと言います。\u003C/p>\u003Cp>「測定に使う装置は、都産技研によって校正されており、その精度が保証されていると考えています。また、公設の試験研究機関である都産技研で測定することで、お客さまからもデータについて高い信頼を得ていると感じています」（戸部氏）\u003C/p>\u003Ch2>ミリ波の実用化とアプリケーション開発を推進する、ミリ波開発キットの展望\u003C/h2>\u003Cp>ミリ波開発キットは、2026年7月1日に先行販売を開始し、同月28日に正式発売しました。プレスリリースの配信に加えて、学会発表や展示会への出展を重ね、周知を進めた結果、企業とは数件の取引が決まり、複数の大学からも「利用したい」との声も届いています。\u003C/p>\u003Cp>また、装置を貸し出す環境の整備も進んでいます。都産技研との公募型共同研究の実績が評価され、レンタルサービス事業者がアイダックスと提携し、ミリ波開発キットのレンタル提供に関する提携を結びました。時間単位でミリ波開発キットを利用できる仕組みが整えば、資金面に制約のある中小企業や研究者にも、ミリ波の実験環境を届けられると戸部氏は期待しています。\u003C/p>\u003Cp>そして今後は、5Gにおけるミリ波帯「FR2」に加えて、新たな周波数帯「FR3」への対応も視野に入れています。国内の需要が本格的に立ち上がるまでは、海外の研究機関への展開も選択肢として考えています。\u003C/p>\u003Cp>「ミリ波を利用する装置を開発するためのハードウェアは、公募型共同研究を経て完成しました。次はソフトウェアエンジニアの皆さんに、ヘルスケアや自動車、工場など、それぞれの用途に合ったアプリケーションを開発していただきたいです。これからも、ミリ波の需要が急激に伸びるような『キラーアプリ』を、さまざまな中小企業の皆さんと一緒に探していけたらと思います」（戸部氏）\u003C/p>\u003Cp>松本研究員は5G・6Gの研究開発に携わる中小企業に向けて、次のように呼びかけます。\u003C/p>\u003Cp>「5G・6Gに関する研究開発は、中小企業の皆さまにとって、資金や人材などの面で参入が難しいことがあります。しかし、そうした中小企業の皆さまに寄り添いながら、技術開発を後押ししていきたいと考えています。また、ローカル5Gをはじめとした5G・6G分野に関してご関心がある方は、ぜひローカル5G研究会への入会をご検討いただければと思います」（松本）\u003Cbr>&nbsp;\u003C/p>\u003Chr>\u003Cp>\u003Cbr>&nbsp;\u003C/p>\u003Cfigure class=\"image image_resized\" style=\"width:75%;\">\u003Cimg style=\"aspect-ratio:800/666;\" src=\"https://atch.iri-tokyo.jp/files/user/attachment/2026/management_planning_office/tirinews/profile_20261005.jpg\" width=\"800\" height=\"666\" alt=\"プロフィール写真\">\u003C/figure>\u003Cp>（左）\u003Cstrong>株式会社アイダックス \u003C/strong>代表取締役\u003Cstrong>　戸部 英彦 \u003C/strong>氏\u003Cbr>（右）\u003Cstrong>IoT通信技術グループ　\u003C/strong>研究員\u003Cstrong> 松本 昇紘\u003C/strong>\u003Cbr>&nbsp;\u003C/p>","\u003Cul>\u003Cli>\u003Ca href=\"/news/press-2026-07-28/\">【プレスリリース】自動運転や人検知の実証を容易にする 小型・低コストなミリ波開発キットを共同開発 ― 5G/6Gの通信・センシング（ISAC）研究を加速―&nbsp;\u003C/a>\u003C/li>\u003Cli>\u003Ca href=\"https://5g.iri-tokyo.jp/investigation/\">ローカル5G研究会\u003C/a>\u003C/li>\u003Cli>\u003Ca href=\"/service/search/base-station-emulator/\">基地局エミュレータ\u003C/a>\u003C/li>\u003Cli>\u003Ca href=\"https://www.idaqs.jp/\" target=\"_blank\" rel=\"noopener noreferrer\">株式会社アイダックス（外部リンク）\u003C/a>\u003Cbr>&nbsp;\u003C/li>\u003C/ul>",{},{"totalCnt":91,"perPage":92,"totalPageCnt":93,"pageNo":11,"firstIndex":11,"lastIndex":92,"path":94,"param":95,"startPageNo":11,"endPageNo":96},30,3,10,"/rcms-api/36/tirinews_list","?filter=articles_category+%3D+%22support_cases%22&cnt=3&data_format=json",6,1792077132704]