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先輩職員インタビュー 白井菜月

印刷用ページを表示する 更新日:2021年10月21日更新

先輩職員インタビュー 白井菜月

天然繊維を使った快適な衣服づくりに挑戦

繊維に関する研究成果を製品化につなげたい

―都産技研を志望したきっかけを教えてください。

前職では大学の期限付助教として研究と教育に従事し、主に布や繊維などの素材に関わる基礎研究に取り組んでいました。そんな中で、研究成果を社会に役立てたいという思いが強くなり、繊維製品の製品化を目指す中小企業の支援を行える点に惹かれて、都産技研を志望しました。

 

―現在の仕事内容や、入所後数か月間での率直な印象をお聞かせください。

引張試験や引裂試験といった繊維製品の物性試験や、染色堅ろう度試験など、前職でも経験のある試験を担当しており、自信をもって対応できています。一方で、繊維関連でも私とは専門が異なる研究員の存在が刺激になり、視野の広がりも実感しています。専門分野が異なる研究員が互いに協力して、支援業務に臨んでいける点にも魅力を感じています。

業務風景

 

天然繊維にこだわり知見と経験を重ねていく

―今後の目標を教えてください

私は「衣生活をより豊かに」をモットーに、快適な着心地を実現する衣服づくりに貢献したいと考えています。化学繊維であれば比較的容易に実現できるのですが、私は天然繊維での実現を目指しています。そのためには、糸の太さや織り方の工夫も必要ですし、脱ぎ着のしやすさには人間工学の知見も応用しながら研究を進めています。

 

―最後に、就職活動に臨む学生へのメッセージをお願いします。

都産技研はオンオフのメリハリをつけやすく、プライベートも充実します。土日は仕事に追われない分、自発的に勉強する意欲も高まって、結果的に仕事にもプラスになるような好循環が生まれています。また、研究に没頭するだけではなく、お客さまと直接会話する機会も多いため、社会で必要とされている技術に気づきやすいことも魅力。人と関わることが好きな方にもおすすめの職場です。

業務風景

 

複合素材技術グループってこんな部署

繊維強化複合材料、機能性加工、材料評価計測の3つの技術分野で構成されています。所管する「複合素材開発サイト」を中心に、繊維製品を始め、炭素繊維強化プラスチックや産業用繊維材料の試作開発から製品評価までの技術支援を行っています。また、環境試験や化学分析などの技術支援に加え、機能性加工に関する研究開発にも取り組んでいます。


■先輩職員プロフィール

 白井 菜月研究員

 多摩テクノプラザ 複合素材技術グループ

 2021年度入所

 


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