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プロジェクト事業推進部・技術開発支援部の仕事を知る

印刷用ページを表示する 更新日:2020年12月1日更新

下のリンクをクリックすると各セクションの仕事内容を知ることができます。

■ロボット開発セクター     ■IoT開発セクター

■3Dものづくりセクター     ■先端材料開発セクター     ■実証試験セクター

                                                                                                   ※所属・役職はインタビュー当時のものです。

ロボット開発セクター

ロボット開発セクター 写真

グループ紹介

ロボット開発セクター中村佳雅顔写真様々な役割をこなし、実用的なロボット開発企業の方々と試行錯誤を繰り返しながら人々の生活の向上に貢献できることに誇りを感じています。


プロジェクト事業推進部 ロボット開発セクター研究員
中村 佳雅【平成27年度採用】

案内ロボットのソフトウェアに関する研究・開発を行っています。また、ロボット産業を活性化させるためにロボットの活躍が期待される現場に対して中小企業と共同で実用化を目的とした研究を行っています
多種多様な企業のニーズが集まる都産技研では、「企業と企業をマッチング」は目的の一つです。また、ロボット分野の研究の最先端である大学とも連携しながらロボット分野の発展に貢献できるようにチーム一丸となって課題に取り組んでいます。

現在の主な仕事内容は?

入社三年目を迎えた今、ロボット開発分野において「ロボットが人を認識するためのソフトウェア」を主に担当しています。人とロボットのインタラクションを支える分野で、様々なセンサーを統合するセンサフュージョンという領域の研究をしています。具体的には、先導型・追従型の案内ロボットの開発などを推進しています。
仕事は、ただ研究をするだけではありません。時にはディレクターであったり、コーディネーターであったりと一人で三役ぐらいをこなし、やりがいのある毎日を過ごしています。

入所後、都産技研のここが気に入った!

自分の得意分野を活かして企業や人の役に立てるところに誇りを感じています。中小企業のサポートや様々な事案に触れられるところも魅力です。企業と相談し、提案した結果、それを皆様に喜んでいただくことは、何よりも次の研究へのエネルギーに変わります。
入社後間もなく主導的に仕事をさせてもらい、プレッシャーもありますが、それも心地よい緊張感と責任感です。先輩たちと一緒に現場でリアルに学びながらスキルアップできるところに都産技研の魅力を感じています。

就職活動中の学生へのアドバイス

私が就職活動中にもっとも重要視したのは、「入社した先で自分は何がしたいのか?」「自分がやりたい事は果たして世の中に貢献できるのか?」この二つでした。確かにネームバリュー・給与なども重要かもしれません。しかし、自分の人生は、何をやり遂げるためにあるのかを考え抜き、答えが出たときに自尊心が出てきます。就活の時間こそ自分と向き合う絶好の時間です。みなさん頑張ってください。

ロボット開発セクターで働いている写真

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IoT開発セクター

IoT開発セクター写真

グループ紹介

IoT開発セクター横田顔写真これからの未来を切り開くIoT分野で、企業とのコミュニケーションを大切にしながら、お客様が求める開発をサポートしていきます。
 


プロジェクト事業推進部 IoT開発セクター 副主任研究員
横田 浩之【平成23年度採用】

最近よくメディアなどで取り上げられている「IoT」(Internet of things)。世の中のインターネットでつながっていなかった物をオンラインでつなげていくというまだまだ可能性が多岐にわたっている分野です。例えば工場の生産を最適化したり、インターネットを活用する事で今まで見えなかった物を「見える化」したりと、これまでアナログで進められていた業務をIoT化することで業務の効率化を推進していくといった活用方法が考えられます。これまで一部の業界では先行的に進んでいたIoTの技術を、都内の中小企業にもマッチする形で提供していき、人材不足や後継者不在などの問題解決へとつなげていきたいと考えております。

現在の主な仕事内容は?

IoTと言いますとかなり幅の広い技術範囲を指す言葉になるのですが、その中でも都産技研では都内の中小企業にマッチした形でのIoTを模索しています。その一つに公募型共同研究事業があり、都内の中小企業と都産技研とが共同でIoTの先行活用事例を創出し、その知見を広く都内に広めていくものになります。まだ慣れない中での船出となっておりますが、メンバー一丸となって日々新しい技術と向き合い問題解決にあたっております。

入所後、都産技研のここが気に入った!

都産技研では一般的な開発職と比べお客様との距離がとても近い分、やりがいを感じやすい環境にあると思います。お客様が求める要望を自分で聞き取り、ダイレクトに解決に導くことができるので、お客様への貢献を肌で感じることができます。

就職活動中の学生へのアドバイス

都産技研では自身の技術力の向上がそのままお客様の貢献へとつながります。業界で求められる技術を調査する能力、それを自身の技術に落とし込む能力、今みなさまが研究室で鍛えている論理的思考能力はこれらの能力といたるところでつながってきます。まだ暗中模索の中で就活をされている方も多いかと思いますが、自らの可能性に蓋をする事なく、研究活動、就職活動を楽しんでください。

IoT開発セクターで働いている写真

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3Dものづくりセクター

3Dものづくりセクターの写真

自己紹介

3Dものづくりセクター大久保顔写真好会活動や職員間の交流も活発、仕事以外の環境も充実しているのが都産技研の魅力です。


技術開発支援部 3Dものづくりセクター 研究員
大久保 智【平成27年度採用】

セクター紹介

3Dものづくり技術の駆使による中小企業の事業化・製品開発支援を目的とし、樹脂・金属造形分野、設計検証分野、品質評価分野で構成されています。樹脂・金属造形分野では、樹脂粉末や金属粉末などを材料としたAM(3Dプリンター)を活用して機械部品や電子機器などの試作品の造形を行っています。設計検証分野では、3D-CADによるモデル作成およびCAEによる構造解析を行っています。また、デジタイザーにより製品形状のスキャニングおよびデータ化を行い、製品形状の検査を行っています。品質評価分野では、各種測定機により製品の寸法・形状を高精度に測定し、品質評価を行っています。

 

 

現在の主な仕事内容は?

私は金属造形分野に所属し、金属AM(金属3Dプリンター)を活用した試作造形が業務の中心です。金属AMは比較的新しい技術分野であるため大きな可能性を秘めている分野でもあります。そのため、お客様からの依頼試験を行う時間以外には、自分で研究テーマを設けて、金属AMの品質向上に向けた研究を行っています。金属AMは注目技術である一方、まだ十分に知られていあに技術でもあるので、私たちの研究テーマや分野を一人でも多くの人に知ってもらうため展示会や見学会でのPR活動も精力的に行っています。

入所後、都産技研のここが気に入った!

日本のものづくりの基盤を支える中小企業の方々に自分の専門知識や技術で貢献していることが実感できる職場に魅力を感じました。現在もその魅力に変わりはありません。一方、様々な業種の方と接する機会が多い職場でもあるので、自分の専門分野以外の知識も増え、自分の成長が実感できることにも魅力を感じています。そして、福利厚生や育児などの休暇制度、同好会活動、職員間交流など仕事以外の環境も充実していますのでONとOFFの切替がスムーズにでき、毎日が充実した都産技研での生活を送っています。

就職活動中の学生へのアドバイス

私たちの都産技研のやりがいは、日本のものづくり産業の中心を担う中小企業を科学技術で支援し、人々の生活向上に貢献することです。自分の専門知識や技術をさらに成長・発展させて日本の産業に貢献したい方にはおすすめです。業務を通して様々な技術分野の方と接する機会が多いので、自分の専門性を広げたい方にもおすすめな職場です。

3Dものづくりセクターで働く写真

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先端材料開発セクター

先端材料開発セクターの写真

自己紹介

先端材料開発セクター小汲顔写真コミュニケーション力も依頼試験を円滑に進めるにあたっての重要な要素。中小企業を支えることにやりがいを見いだせる人にはオススメな職場です。


技術開発支援部 先端材料開発セクター 研究員
小汲 佳祐【平成26年度採用】

セクター紹介

先端材料開発セクターは、今年度(平成28年度)から新しく設置された部署です。微粒子・薄膜等の構造解析や特性解析を得意分野とし、高分解能の機器(TEMやNMRなど)に対応できる職員が所属しています。ナノテクノロジーを応用した製品開発(洗剤・化粧品など)を支援し、来年度からは印刷技術への支援も対応できるように準備しています。機能性材料の開発・研究を基本軸として、光触媒の開発や透明導電膜の開発、小型X線管球の開発など多様な研究が行われています。

 

 

現在の主な仕事内容は?

依頼試験・機器利用・研究開発の3つが主な業務になります。依頼試験は製品自体の分析(製品が、発注した材料で本当につくられているかどうかなど)や問題が発生した異物(製造過程で異物が発生した、または食品に異物が混入していたなど)の調査など多岐にわたります。研究は、有機薄膜太陽電池用の新規材料開発に取り組んでいます(有機合成)。大学と共同研究で新規物質を作り出し、より高効率な次世代型太陽電池を作り出すことを目的としています。

入所後、都産技研のここが気に入った!

「大学院までに学んだ知識を東京都のために還元できる」という点に魅力を感じて入社しました。世界有数の大都市である東京を支え発展させていくというところにもやりがいと誇りを感じています。現在はお客様からダメ元でと依頼された難しい内容に対して期待に沿えた結果が出せた際などに達成感・魅力を感じています。

就職活動中の学生へのアドバイス

中小企業をささえることにやりがいを見いだせる人にお勧めしたいです。専門的な知識をお客様の要望に役立てること、また並行して受動的に研究を行うことが必要になります。研究が嫌いな人には不向きですし逆に研究しかやりたくない人も不向きです。多様な業務を行うために幅広い知識を身に着けることが求められます。好奇心旺盛な人ならば、どんどん自分が成長することができ、それがまたお客様のプラスになるという好循環を作り出すことができます。

先端材料開発セクターで働く写真

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実証試験セクター

実証試験セクターの写真

自己紹介

実証試験セクター小船顔写真中小企業を支援する業務に興味があり、外部の機関・企業との連携を通じて専門分野を伸ばしていきたい方におすすめの職場です。


技術開発支援部 実証試験セクター 副主任研究員
小船 諭史【平成22年度採用】

セクター紹介

私が所属している実証試験セクターの業務は、企業の方々が開発した新しい製品や技術の実用化へ向けての支援です。実際に使用する条件で、環境試験や強度試験などの各種実証試験を行っています。実証試験を実施することで、製品や技術を実用化する上での問題点を把握することができ、実用化に向けての改良などがスムーズになります。実証試験セクターは、私が担当している製品・材料強度試験分野をはじめとし、温湿度試験、振動試験、瞬時停電試験、腐食劣化試験などの幅広い試験を実施する環境試験分野、電気及び温度計測器の校正を実施する電気・温度試験分野の3分野で構成されており、高品質・高性能な製品開発を支援(試験、研究)しています。

 

 

現在の主な仕事内容は?

私が担当している製品・材料強度試験分野では、引張、圧縮、曲げ、ねじり、疲労、硬さなどの各種強度試験を実施しています。試験では、実際の製品が多いため、どのような試験方法が適しているのか、どのような試験器具が必要となるかなど、利用される企業の方々と打ち合わせを重ねながら最適な試験方法を選択しています。研究では塑性加工に関するテーマに取り組んでおり、導入している数多くの試験機を使用して、加工条件と強度との関係などを調査しています。

入所後、都産技研のここが気に入った!

大学在学中に大学の最寄りの公設試験研究機関で試験をした経験から、都産技研の存在を知り、中小企業を支援する業務に興味を持ちました。現在感じている魅力は、企業の方々から新鮮な情報を得られる点です。利用される企業の方々は特定の技術に対して熟練されている方が多く、試験の打ち合わせなどを通して、長年培ってきた技術などについて教えていただく機会もあります。自己研鑚の場として理想的な条件が整っていると思います。

就職活動中の学生へのアドバイス

外部の機関・企業との連携を通じて専門分野を伸ばしていきたい方におすすめの職場です。例えば、各都道府県の公設試験研究機関が集まり、それぞれの専門分野の動向などを意見交換する機会があります。その他に、都内の大学との連携プロジェクトや中小企業との共同研究、学協会活動、専門分野の研究会への参加、展示会への出店など、センター外でも自分の活動の幅を広げていけるのも魅力の一つです。

実証試験セクターで働く写真

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