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海外規格Q&A「欧州RoHS指令」違反事例

印刷用ページを表示する 更新日:2017年12月1日更新

TokyoLogo本ページのQ&Aは、東京都委託の「平成28年度海外展開技術支援『海外規格適合化の普及啓発』事業」により作成しました。

欧州RoHS指令 : 違反事例

Q.42 市場でのリコールなどRoHS指令違反が指摘された事例はあるのでしょうか?

 EUでは安全に関するリスクが高い法規制不適合製品が発見された場合、EU委員会に通知され、その方法はそれぞれ異なり、消費者向け製品(非食品製品)はRapid Alert System (RAPEX)で、消費者向け製品以外でCEマーキング対象製品はICSMS(Information and Communication System on Market Surveillance)で、EU委員会にてそれぞれ違反事例として公開されます。
 RAPEXでは、2005年以降の通知内容が保管されており、毎年2,000〜2,500件ほど通知されていて、約19,000件がデータベース化されています。
 RAPEXの検索機能で“RoHS”で施行された2006年から2016年6月までについて検索すると、12件通知されていました。
全件はんだ中の鉛の含有が理由で、同時にカドミウム、臭素やクロムの含有も摘発理由になっています。摘発事例では、鉛の許容濃度0.1%に対して、はんだ中の鉛濃度が0.19%から84%までありました。有鉛はんだは錫63%・鉛37%から錫5%・鉛95%まで様々で、鉛フリーはんだは錫の不純物として数百ppmの鉛を含有しています。
摘発事例からは、有鉛はんだからのコンタミ、あるいは鉛フリーはんだを採用していても偏析(部分的に濃度が高い部分が生じる)が考えられます。作業管理、サプライヤー管理の重要性を感じます。
 2015年の一年間について、“REACH”をキーワードにデータベースで検索した場合は、およそ355件ですので、REACH規則に比べるとRoHS指令違反は少ないようです。
RAPEXでの公開内容は、ブランド名や製品の写真等とリスクの詳細が記述され、撤去、リコール命令や妥当な期間の供給中止、制限などが出されます。

  • Category: Electrical appliances and equipment
  • Product: Travel charger
  • Brand: xxxxxx
  • Name: xxxxxx
  • Type/Number of Model: xxxxx
  • Batch Number/Barcode: xxxxxx
  • Risk: Environment
  • contain lead (measured value by weight up to 84.0%)
  • contain cadmium (measured value by weight up to 1.10%)
  • Measures ordered by public authorities: Withdrawal of the product from the market

 EU法令は、EU加盟国以外にEEA EFTA三か国(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー)、トルコや海外諸国及び領域(OCTS)のフランス領ギアナやサンマルタンでも適用されますので、RAPEXでの処置が要求される可能性があります。

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