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海外の法規制に関するFAQ「製品含有化学物質」

印刷用ページを表示する 更新日:2021年7月16日更新

POPs規則に関するもの

PFOA規制の動向

2019年4月29日から5月10日のPOPs条約の締約国会議(COP9)で、パーフルオロオクタン酸(PFOA)とその塩及びPFOA関連物質がPOPs条約の附属書A(廃絶)に追加することが決定されました。これに伴い、締約国は国内法の改正を進めています。

EUでは、PFOAとその塩およびPFOA関連物質がPOPs規則の附属書Iに追加され、2020年7月4日より適用が開始されました。

お問い合わせの多い質問の解説(PFOAの規制) [PDFファイル/481KB]

EU RoHS指令に関するもの

適用除外の有効期限について

EU RoHS指令附属書IIIと附属書IV(第4条1項の規制から除外される用途)にそれぞれ記載されている除外用途の有効期間は5年(または7年) です。現時点で設定されている有効期限の18か月前までに、除外申請が出されていればその後は下記の通りとなります。

 審査が通らなかった場合 : 決定日から12から18カ月間後まで有効

 審査が通った場合 :    決定日から5年間または7年間有効

例えば、附属書IIIの6(c)(銅合金に含まれる4%(重量比)までの鉛)の場合、一部のカテゴリーにおける適用用途の有効期限は2021年7月21日となります。しかしながら、除外申請が2020年1月6日に出されており、現在(2021年6月時点)も審議中ですので、少なくとも有効期限は2021年7月21日ではなく、それ以降となります。

【最新情報】
銅合金中の鉛含有量4%(附属書IIIの6(c))を含む9種類の鉛関係適用除外に関する協議は「Pack 22プロジェクト※」として、2020年10月28日に開始されました。直近では、附属書III 6(a), 6(b), 6(c), 7(a), 7(c)の延長申請に関するステークホルダーの協議が2021年3月3日に終了しています。Pack22プロジェクトは2021年8月27日に終了するようですが、EU委員会による決定は最終報告書の提出後になりますので、秋以降に公開されると予想されます。(2021年6月時点)

※Pack22プロジェクトについて
Pack22の委託先はOeko-Institut e.Vで、同社のWebページで、受託プロジェクトの状況が開示されています。
https://rohs.exemptions.oeko.info/index.php?id=354(外部リンク)
https://rohs.exemptions.oeko.info/index.php?id=163(外部リンク)

【参考】除外申請状況の確認方法
欧州委員会のウェブサイト「電子電気製品の物質規制」
https://ec.europa.eu/environment/waste/rohs_eee/adaptation_en.htm(外部リンク)

上記ページから、「RoHS指令-有効性とローリングプランのスプレッドシート」 がダウンロードできます。このシートから、各申請状況をご確認いただけます。

その他

中国VOC規制についてのFAQ

2020 年 12 月から中国で VOC 規制の適用が始まりました。塗料、接着剤、洗浄剤、インクのそれぞれについ て、VOC含有上限などを定めた国家強制標準規格が適用されます。

質問1 日本国内で生産した塗料・インク・接着剤・洗浄剤でも、中国に輸出する場合は
     対象になりますか?

【回答】すべて対象になります。

質問2   中国製の塗料を用いて日本国内で塗装した製品を中国に輸出する場合は対象になりますか?

【回答】塗料が中国製かどうかにかかわらず、中国国内以外で塗装した製品はすべて対象外です。中国VOC規制は中国国内の大気汚染を防止するための法律ですので、日本国内で成形する場合(塗装や接着など)、VOCが発生するのは中国国内ではないためです。

質問3   シンナーは中国VOC規制の対象となりますか?

【回答】シンナーなどの有機溶剤には中国VOC規制の対象外となります。中国VOC規制は、中国政府がPM2.5や二酸化硫黄、二酸化窒素、VOCの削減を目指して制定したもので、対象材料毎に国家強制規格(GB規格)があります。この中国VOCのGB規格は、「製品規格」です。規制対象材料は「接着剤、塗料、インク、洗浄剤」で、それぞれに規制物質とその上限値が設定されています。ただし、シンナーは有機溶剤の混合物ですので、その構成成分は、「新化学物質環境管理弁法」(China-REACH)または「危険化学品安全管理条例」が適用されます。中国現有化学物質名録(随時追加)に収載されていない物質は、新規物質として「新化学物質環境管理弁法」が適用され、登録義務が生じます。一方、中国現有化学物質名録に収載されている物質は既存物質となり、「危険化学品安全管理条例」が適用されます。危険化学品安全管理条例は、目録管理で、目録収載品が対象となります。

 目録の説明
 http://www.nrcc.com.cn/Content/f73c5440-77bf-478a-94af-258a646c00e4(外部リンク)

 危険化学物質のリスト
 http://www.nrcc.com.cn/Download.ashx?id=255b00f9-6e44-41ab-8cf9-8c50b68d363(外部リンク)

【参考】
VOCについて

VOC(Volatile Organic Compounds)は塗料や接着剤、インク等に含まれている揮発性有機化合物(大気中で気体状となる有機化合物)の総称です。VOCは、浮遊粒子状物質及び光化学オキシダントの原因の一つであり、日本では大気汚染防止法で規制されています。

VOCなどの有害物質の制限量に関するGB規格の情報(WTO通知版)
(1)GB 24409-2020:車両塗料用の有害物質の制限量
 https://members.wto.org/crnattachments/2019/TBT/CHN/19_5661_00_x.pdf(外部リンク)
(2)GB 18581-2020:木製品用塗料の有害物質の制限量
 https://members.wto.org/crnattachments/2019/TBT/CHN/19_5662_00_x.pdf(外部リンク)
(3)GB 18582-2020:建築用壁面塗料の有害物質の制限量
 https://members.wto.org/crnattachments/2019/TBT/CHN/19_5660_00_x.pdf(外部リンク)
(4)GB 30981-2020:工業用保護塗料の有害物質の制限量
 https://members.wto.org/crnattachments/2019/TBT/CHN/19_5664_00_x.pdf(外部リンク)
(5)GB 33372-2020:接着剤の揮発性有機化合物(VOC)の制限量
 https://members.wto.org/crnattachments/2019/TBT/CHN/19_5663_00_x.pdf(外部リンク)
(6)GB 38507-2020:インク中の揮発性有機化合物(VOC)含有量の制限
 https://members.wto.org/crnattachments/2019/TBT/CHN/19_5668_00_x.pdf(外部リンク)
(7)GB 38508-2020:洗浄剤中の揮発性有機化合物の含有量の制限https://members.wto.org/crnattachments/2019/TBT/CHN/19_5658_00_x.pdf(外部リンク)

GB規格の正式版は中国で発行されておりますが、ウェブ上では閲覧できません。
なお、WTO通知版と正式版のVOC規制値が異なっているものがございますので、正式版を入手されることをお勧めいたします。

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