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平成23年度評価結果(環境2分野)

印刷用ページを表示する 更新日:2017年12月1日更新

 

評価内容

評価員:4名、評価対象テーマ:3件

  • テーマ1: 残響室内音圧分布の実測と数値シミュレーションの比較
  • テーマ2: 赤外線分光反射率の測定精度向上
  • テーマ3: 金属の発色現象の光学的モデリング

評価結果

集計結果統計表

総合評価A25%B25%C25%、項目別評価A25%B42%C33%

項目別評価分布

公共性A25%B50%C25%、技術性A25%B50%C25%、発展性A25%B25%C50%

環境2分野の評価結果のグラフ

評価コメント

  • 残響室内音圧分布の実測と数値シミュレーションの比較に示されるように、実測は一部の確認で済むことになる。車メーカーでの開発、騒音分布予測、機械の騒音放射等、多くの事項でシミュレーションの実用化が進んでいるので、この分野では積極的に開発を進めることが大きな武器となる。
  • 赤外線分光反射率の測定精度向上では、値付けにトレーサビリティ、不確かさの扱いは特殊である程に考慮する必要がある。その考え方は技術援助との立場において整理しておくことが大切と思われる。しかし測定の向上は重要である。
  • 金属の発色現象の光学的モデリングでは、構造がナノ粒子で構成される時に発色するので、発色種類との関係、構造体の作成方法、インク化、等の技術は工業的にも大いに役立つと思われる。
  • 環境2の分野では有意義な研究がなされていると判断された。
  • 基礎研究とのことであったが、全体的な印象としてはやや地味なテーマが多いと思われる。
  • 地域(東京都)の産業とは連携の機会も多く、各テーマもそれらの連携を経て設定されたものが多く、公共性については充分評価できる。ただし現状は、地域の産業の要請に対応しているだけという面が強い。
  • 今後は、地域からの要請に対応するだけという水準から脱却し、都産技研独自の保有技術・蓄積技術のレパートリーを増加するとともに、それら技術の水準を上げ、都産技研からの技術発信力を強化することが期待される。そのためには、研究員一人ひとりが保有する基礎技術力の幅を広げ、技術の水準を他の国内組織や国際組織との比較において一層向上させることが課題である。要するに、”都産技研にこの人あり!”と言われる研究員を多数保有・輩出するような適切な施策をとることが必要である。
  • 例えば、関係学会での技術発表や国際学会での発表など、研究員が切磋琢磨出来る他流試合の機会をもっと積極的に活用する施策が必要であると考えられる(現状では、特に国際学会への参画が少ない)。
  • これらの施策は、研究担当構成員のintensivelyのlevel upと優秀な研究担当構成員の採用(増強)にも有効である。
  • テーマ1は社会ニーズに即応して課題を解決しようとしており、種々のモデルの検討の積み重ねによって成果につながっていくものと思われる。テーマ2はさらに研究を重ねて、深みのある成果を期待したい。テーマ3は公共性、技術性、発展性において大変優れており、呈色現象のメカニズムを解明して一般化しようとしていることは新規性に富んだ更なる進展が期待される。

 


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