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1.照明用LEDモジュールの光学特性測定システムの開発(事後評価)

印刷用ページを表示する 更新日:2016年12月19日更新

 

実施期間:平成18年4月から1年間

研究目的

白色LEDは、次世代の照明用光源として期待されているが、光学特性の測定方法は確立されておらず、測定結果に信頼性がなかった。当センターにおいては、平成16~17年度に、LED(単体)を対象とした光学特性測定技術についての研究・装置開発を行い、測定システムを構築した。さらに、今後のLED関連産業の拡大・発展のためには、LEDを複数個組み合わせた照明用モジュールについても、信頼性の高い光学特性評価技術の確立が急務となっている。本研究は、照明用LEDモジュールの光学特性測定技術の確立・装置開発を行うことにより、試験・指導業務等を通じて、照明関連中小企業の照明用モジュールや照明器具開発の効率化・高品質化に寄与することを目的とする。

研究成果

  1. 様々な照明用LEDモジュールに対応した固定冶具およびLEDに最適な受光器の製作。
    受光器のV(λ)特性からの外れが誤差要因となる。単色性の強いLEDでは特に大きな誤差となるため、V(λ)特性への一致度の高い受光器を製作し、さらに分光器を組み合わせて測光値を補正することにより、測光精度を向上させた。
  2. LEDモジュールの設置角度再現性の向上
    測量器(トランシット)による軸合わせ方法の採用により、角度精度を0.5度から0.15度に向上させた。
  3. 距離の逆二乗則からの外れ誤差の低減
    市販されているLEDモジュール製品は様々な大きさ、指向性を持っているため、どの程度の測光距離をとれば逆二乗則が成立するのかを実験で求めた。その結果から、逆二乗則からの外れが1%以内となる距離は、3.5m以上、2%以内となる距離は、2.5m以上であることがわかった。

評価および意見 

[A1B3]

  • 今後、色ムラなども問題になると考えられる
  • 市場性は高い研究成果と思われるが、光学特性に特化しているので、今後の課題として、安全性(生態に対して)及び本システムの活用性をさらに研究されることを望む
  • 受託での試験料金は格安すぎるのではないか。
  • 時代ニーズに合致したシステムと評価できる。
  • 実用分野を絞り込むことで総合評価は A になりえると思う。
  • LEDモジュールをターゲットとし、JIS化に先行しており意欲的である。
  • 装置開発を成し遂げており、中小企業へのサポートが期待される。
  • 適時性に優れている。
  • LEDには信号をのせられるので、対人間特性(「ちらつき」など)の測定も必要である。

 


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