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押すと色が変わり、元の色に戻せる紙:メカノクロミック材料を含むセルロースナノファイバー紙
公開日:2024年1月30日 最終更新日:2024年9月6日
【本研究のポイント】
- メカノクロミック材料(注1)とセルロースナノファイバー(注2)を用いて、押圧により黄色から緑色に色が変わる紙を作製した。
- アルコールと接触させることにより、緑色から元の黄色に戻せる。
- 押した圧力の強さや圧力分布を可視化する、繰り返し利用可能な圧力測定紙となる。
<用語説明>
(注1) メカノクロミック材料:外部からの機械的刺激により色が変わる化合物。多くのメカノクロミック材料は発光色が変化するが、FA 化合物は吸収色が変化する。
(注2) セルロースナノファイバー(CNF):木材を機械処理や化学処理によりナノサイズまでほぐした天然物由来の材料。
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