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虫害による損傷繊維の観察

 虫害を受けた繊維は独特の切断面を有する。したがって光学顕微鏡で切断面を観察することにより虫害による損傷かどうかを確認できる。


◎試験方法

繊維を切り取る様子を示す写真1)実体顕微鏡や拡大鏡を用いて、ピンセットとはさみにより穴あき部付近の毛羽の先端を切り取る。

繊維をのせたプレパラートの写真2)抜き出した糸を5mm程度とし、プレパラートを作製する。切った後、はさみで切り取った側に印(例えば朱肉や修正液)を付けると光学顕微鏡で観察するときにどちらを観察するかがわかりやすい。

虫食いの跡がある繊維の顕微鏡写真3)光学顕微鏡で観察する。虫害を受けた繊維は、スプーンでえぐられたような形状をしているのが特徴である。倍率は200倍程度で観察できる。

虫食いの跡がある繊維の顕微鏡写真光学顕微鏡写真4)

虫食い部を拡大した電子顕微鏡写真※ 参考
虫害を受けた繊維の電子顕微鏡写真1)

虫食い部を拡大した電子顕微鏡写真電子顕微鏡写真2)


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