色の変更
文字の大きさ
小
中
大
  • ホーム
  • 都産技研概要
  • 技術支援
  • 製品開発支援
  • 研究開発
  • 産業人材育成
  • 産業交流
  • 技術経営支援
  • 情報発信

ここから本文です。

最終更新日:2010年6月1日

酸化剤による損傷

酸化剤による損傷部を示す写真。損傷部の拡大写真を含む

 

素材

酸化剤による損傷でクレームとなるのは、主にセルロース系繊維、ナイロン、ポリウレタンで、特にセルロース系繊維が多い。絹や通常のウールも損傷するが、洗濯やクリーニング等の消費過程での事故は少ない。

外観

  • セルロース系繊維
    セルロース系繊維の場合は酸素系による漂白時に事故が起こる場合が多い。この場合、金属が存在している部分(例えば反応染料で金属を含む染料により染色された部分、含銅フィックス処理された部分、艶消し剤の使用されている部分、金属汚れの付着していた部分など)のみ損傷が生じている。
  • ナイロン
    ナイロンの場合、活性塩素の作用により黄変を生じるため、漂白には基本的に塩素系漂白剤を使用しない。したがって事故は酸素系による漂白時に起こる場合が多く、特に高温で処理することにより損傷が大きくなり、クレームに至る。発生部位は特に決まっていないが、セルロース系繊維の場合と同様、金属が存在している部分は損傷の程度が大きい。

試験

  • セルロース系繊維
    酸素系漂白剤+金属による事故の場合、漂白後に洗浄することや、漂白時に金属が流出してしまう場合が多いため、ハリソン試験による損傷繊維の検出のみ(これも流出してしまうこともある)となる場合が多い。この場合、酸や光による作用を受けても同様の結果となるため、酸化漂白をしたという状況証拠や外観観察も考慮して判断する。
    なお、事故品と同等の新品がある場合は再現試験を行うとよい。
  • ナイロン
    ナイロンは酸化剤の作用を受けるとアミノ基が減少する。よってKiton Red Gによる染色ニンヒドリン試験によりアミノ基の減少を確認する。ただし、光による損傷の場合も同様の試験結果となるので、酸化漂白をしたという状況証拠や外観観察を考慮して判断する。

 

 

お問い合わせ

所属課室:経営企画部経営情報室

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

ページの先頭へ